7月13日の米国株式市場でNYダウは一時563ドル高となったが終盤失速した。
ファイザーが開発中のコロナウイルスのワクチンについて、食品医薬品局(FDA)から優先的に承認審査を受けられる指定を受けたと発表したため、早期の実用化への期待から株式市場は大きく上げて始まったが、 カリフォルニア州がレストランの店内飲食の禁止や映画館などの営業停止を命じたことで様子見ムードとなった。
ナスダックは4日ぶりに反落した。
NYダウ工業平均は前日比10.50ドル高(0.04%高)の26,085.80ドル。ナスダック総合指数は前日比226.60ポイント安(2.13%安)の10,390.84。S&P500指数は前日比29.82ポイント安(0.94%安)の3,155.22。
NYダウ採用銘柄はファイザー、ユナイテッドヘルス、キャタピラーなどが買われ、マイクロソフトやディズニー、ビザなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は17銘柄、下落は13銘柄。