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概況/米国市場2021年7月24日

☆7月23日の米国株式市場はNYダウが終値で初の3万5,000ドル突破

7月23日の米国株式市場でNYダウは4日続伸で、終値で初めて3万5,000ドルを上回った。

アメリカン・エキスプレスは4~6月期にプラチナカードで過去最多の新規顧客を獲得したことや貸倒引当金の戻し入れも寄与し、アナリスト予想を大きく上回った。
個人消費が好調と受け止められ、ビザやマスターカードも買われ、ブランド衣料のVFも高い。

ツイッターは東京五輪関連のインターネット広告が好調で大幅増収となり買われた。
これを受け、ナスダック上場のフェイスブックには連想買いが入った。

ナスダックも4日続伸で最高値を更新。
欧州医薬品庁がモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、12~17歳にも接種を認めるよう勧告したため、モデルナは大幅高。
北米と欧州諸国ではこれまで、米ファイザー製が唯一、子どもが接種できるワクチンだった。米食品医薬品局(FDA)もモデルナ製の使用を18歳未満に拡大するかどうか検討している。
NY市場でファイザーは小幅高。

ナスダック上場でNYダウ採用のインテルは、通期予想から第4四半期の売上高予想が弱いと受け止められ下落した。

NYダウ工業平均は前日比238ドル(0.68%)高の35,061ドル。ナスダック総合指数は前日比152ポイント(1.04%)高の14,836。S&P500指数は前日比44ポイント(1.01%)高の4,411。   
NYダウ採用銘柄はビザ、ホームデポ、マクドナルドなどが買われ、インテルやハネウェル、ダウケミカルは安い。指数を構成する30銘柄中、上昇は24銘柄、下落は6銘柄。

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