12月9日(火)のマーケット
12月8日のNYダウは反落、ナスダックは5日ぶりに反落。FOMC前でポジション調整の売りが出た。アルファベットやネットフリックス、アマゾンが安い。エヌビディアはAI半導体「H200」の中国向け販売をトランプ政権が容認する構えと報じられ、上昇した。中古車販売のカーバナはS&P500指数の算出銘柄に採用されたため買われた。NYダウは前日比215ドル(0.45%)安の47,739ドル。NASDAQ総合指数は前日比32ポイント(0.14%)安の23,545。S&P500指数は前日比23ポイント(0.35%)安の6,846。
トランプ大統領がエヌビディアの「H200」の対中輸出を解禁したことで日経平均は上昇した場面もあった。ただ、前世代の製品であり、米国政府に25%を支払う条件も付けたため、利用が増えるか不透明という見方で下落した場面もあった。乱高下した後はFOMCを控え様子見。ディスコやKOKUSAIが買われ、川重も高い。中国関連のツガミも上昇。学情は今期見通しで大幅高。半面、サンリオと任天堂が売られ、JX金属と日東紡が安い。
スタンダード市場では、精工技研が反落し、日本電子材料と指月電機は利食い売りに押された。トレードワークスが軟調。球面軸受のヒーハイストとロボット製造の菊池製作所が再び大幅高。ロボティクス関連のテクノホライゾンも物色された。ペロブスカイト太陽電池事業の子会社設立の倉元製作所は続伸。
グロース市場では、ラクオリア創薬とトランスジェニックが反落。直近新規公開株のFUNDINNOが続落。Aiロボティクスは7日続落。DELTA-Pは拡大臨床試験を実施予定と発表しストップ高。ハートシードは人気が継続。ポストプライムが続伸。AIロボット関連の豆蔵は高値更新。
日足チャート上では、上下にヒゲを伴う実体線の短い陰線。十字足に近いローソク足となり、膠着状態がうかがえる。上昇する5日移動平均線(5万524円)をサポートとして推移しており底堅さも感じさせた。
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注目記事 Pick up
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【トランプ関税に下る“米最高裁の審判”】
日本証券新聞12月10日(水)紙面1面記事掲載
ニッセイ基礎研究所 窪谷浩主任研究員語る 年内にも違憲判断か? その時市場は…
米国市場は9~10日FOMC(連邦公開市場委員会)を控えた様子見ムードが指摘されるが、実はもう1つ、年内に“大きなイベント”が発生する可能性がある。トランプ関税の中核をなす相互関税などは「緊急経済権限法」(IEEPA=アイーパ)を根拠としたもので、その合憲性について、近く連邦最高裁の判断が示されるためだ。市場や経済に混乱をもたらす要因となるのか…。11月13~20日にニューヨーク、ワシントンDCへ出張したニッセイ基礎研究所の窪谷浩主任研究員(写真)はこのほどメディア向けセミナーを開催。「米国経済・政治の最新動向」と題する講演を行ったが、IEEPA問題を中心に、特に興味深かった部分を以下のようにまとめた。
「第1期トランプ政権の関税政策では、企業側がほぼ100%価格転嫁していたが、今回はウォルマートが強い批判を受けるなど政治的なプレシャーが価格転嫁を抑えてきた。消費者の側にも高関税の中国製品から東南アジア製品にシフトするなどの動きが生じ、米国経済に当初想定したほどの影響は生じていない。もっとも、1月は企業にとって価格改定の時期であり、多くの企業が一斉に上げれば政治的プレッシャーを受けづらい。その影響に注目している」
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今日の市況概況
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12月9日(火)☆[概況/大引け]
H200の対中輸出解禁だが通行料も25%徴収

大引けの日経平均は73円高の5万655円、TOPIXは0.6ポイント高の3,384ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は536、下落銘柄数は1,012。出来高は20億4,509万株、売買代金は4兆8,935億円。
トランプ大統領がエヌビディアの「H200」の対中輸出を解禁したことで日経平均は上昇した場面もあった。ただ、前世代の製品であり、米国政府に25%を支払う条件も付けたため、利用が増えるか不透明という見方で下落した場面もあった。
乱高下した後は米国FOMCを控え様子見。
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