1月7日(水)のマーケット
1月6日のNYダウは3日続伸。連日で最高値更新。ナスダックも続伸。アマゾンが買われた。生成AI(人工知能)を使い自然な会話ができる音声アシスタント「アレクサプラス」のウェブサイトを通じた提供を始めると発表した。AI需要への期待で半導体のマイクロン・テクノロジーやHDDのサンディスクとウエスタンデジタルが大幅高。エヌビディアのフアンCEO(最高経営責任者)が、先端技術見本市「CES」で、次世代人工知能(AI)アクセラレーター「ルービン」を搭載したラックについては、水冷装置を必要としない温度の水でも冷却が可能だと発言した。これを受け、水冷式冷却装置関連のジョンソン・コントロールズ・インターナショナルとモーディーン・マニュファクチャリングが大幅安となった。NYダウは前日比484ドル(0.99%)高の49,462ドル。NASDAQ総合指数は前日比151ポイント(0.65%)高の23,547。S&P500指数は前日比42ポイント(0.62%)高の6,944。
中国による対日レアアース輸出規制の強化懸念で、日経平均は下落。EV用モーターの調達に支障を来すという懸念からトヨタやマツダが売られた。東電はみずほ証券が原発再稼働の投資負担増で、フリーキャッシュフロー赤字の解消は見込めないと解説し下落。米国でサンディスクが大幅高となったことやSMBC日興証券が格上げしたためキオクシアHDが高い。海底からレアアース採取関連の三井海洋開発と東洋エンジやレアアース不使用関連の第一稀元素も人気。
スタンダード市場では、政府がドローンの国産量産に助成金と報じられたことを受け、ドローン点検技術のネクストウェアがストップ高。アサカ理研は光学レンズ廃材からレアアース回収に成功していることで注目された。船舶用バルブの中北製作は決算が好感され急騰した。ハーモニックドライブが反落した。
グロース市場では、ドローン関連のリベラウェアやテラドローン、ブルーイノベ、ACSLが買いを集めた。ドローンのデータを保護するドローン・セキュリティ関連のZenmuTechも物色された。ステラファーマは反落し、TORICOは続落。AeroEdgeは利食い売り。
日足チャート上では、上下にヒゲを伴う陰線。前日までの急騰のスピード調整の一日となった。ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(5万2056円)を割り込んで、5万2000円台を下回って大引けとなった。
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注目記事 Pick up
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【レアアース関連、軒並み上昇 中国輸出規制報道 「国産」へ期待強まる】
日本証券新聞1月8日(木)紙面1面記事掲載
間もなく南鳥島沖で試掘
中国商務省は6日、日本向けの軍民両用(デュアルユース)品目の輸出規制を強化すると発表。レアアース(希土類)関連製品も対象に含まれる可能性があり、製造業や自動車などへの影響が懸念される。これを受けて、7日の東京市場ではレアアース関連が一斉高ににぎわった。貴金属・レアアース回収のアサカ理研(5724・S)や代替材料を開発した第一稀元素化学工業(4082・P)がストップ高となったほか、レアアース・レアメタルリサイクルの松田産業(7456・P)、非鉄金属の専門商社であるアルコニックス(3036・P)なども高い。
特に関心が寄せられているのは、南鳥島沖に眠るレアアース泥採鉱による「国産レアアース」の実現だ。
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今日の市況概況
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1月7日(水)☆[概況/大引け]
反落。中国による対日レアアース輸出規制の強化懸念

大引けの日経平均は556円安の5万1,961円、TOPIXは27ポイント安の3,511ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は885、下落銘柄数は668。出来高は23億8,993万株、売買代金は6兆4,166億円。
中国による対日レアアース輸出規制の強化懸念で、日経平均は下落した。
EV用モーターの調達に支障を来すという懸念からトヨタやマツダが売られた。
一方、海底のレアアース泥採取関連の三井海洋開発は買われ、東洋エンジニアリングはストップ高。
第一稀元素化学(4082)は、レアアースを使用しないセラミックス安定化材料を開発したことでストップ高となった。
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