2月3日(火)のマーケット
2月2日の米国株式市場は反発。1月のISM製造業景況感指数は52.6となり、昨年12月の47.9から上昇し、市場予想の48.5も上回った。拡大と縮小の分かれ目となる50を1年ぶりに上回った。アップルやキャタピラーが高い。トランプ大統領はインドとの貿易交渉が合意に達したため、インド製品に対する関税を25%から18%に下げると発表した。米国とイランが核問題について、6日に政府高官による協議を行う。合意すれば緊張緩和となるため、原油先物は下落し、エクソン・モービルやシェブロンは売られた。サンディスクは5日続伸。エヌビディアのフアンCEOが1月5日にストレージは「現状、完全に未開拓の市場」と述べたことで注目され始めた。一方、エヌビディアは下落。オープンAIは、ChatGPTユーザーからの複雑なクエリ(データベースに対してデータの検索や操作を要求する命令文)を処理する際のエヌビディアの応答速度に不満を抱いており、昨年から代替ソリューションの探索を始めたと報じられた。ディズニーは10~12月期決算で純利益が前年同期比6%減だったため下落した。テーマパークや動画配信事業は好調だったが、映画の新作公開に伴う販促費用が増えた。NYダウは前日比515ドル(1.05%)高の49,407ドル。NASDAQ総合指数は前日比30ポイント(0.56%)高の23,592。S&P500指数は前日比37ポイント(0.54%)高の6,976。
日経平均は2000円を超える上げ幅で最高値を更新した。トランプ大統領がインドへの関税を大幅に下げた。交換条件とされたインドがロシア産原油の輸入を停止すると、ウクライナ戦争の早期終結につながる。アジア時間で金の反発も好感された。米サンディスクの5日続伸を受け、キオクシアが反発。米テラダインの好決算でアドバンテストが高い。TDKと京セラは業績上方修正で買われた。日銀決定会合の「主な意見」で利上げ前倒し観測から銀行株も物色。
スタンダード市場では、深海レアアース関連の岡本硝子が大幅続伸。ヒーハイストはチューリッヒ工科大学ヒューマノイド研究のパートナーで3日続伸。対米投融資で人工ダイヤの米国生産が候補の一つになっているため、人工ダイヤモンド研磨材のマイポックスがストップ高。東映アニメは安い。
グロース市場では、マイクロ波化学が南鳥島沖で採取される海底鉱物資源の一種「マンガンノジュール」鉱石の煆焼(かしょう)試験に参画していることで急騰。衛星関連のQPSは岡三証券が新規に「強気」を発表し買われた。ククレブの大幅高が継続。アーキテクツとQDレーザがストップ高。
日足チャート上では、大陽線。寄付き後が安値で時間の経過と共に上値を伸ばし、史上最高値を更新した。上昇幅は2000円を超え、昨日の急落分を埋めて大きく反発。パラボリックも陽転を示現して、買い転換の様相がうかがえる。
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注目記事 Pick up
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【日経平均 2,100円高で最高値を更新】
日本証券新聞2月4日(水)紙面1面記事掲載
ハイテクセクター 業績に安心感 SPE→電子部品に広がり
3日の東京株式市場では日経平均株が急反発。前日は乱高下(日中値幅1,591円)の末、667円安で引けたが、この日は一転、一時2,100円超の上昇となった。終値は前日比2,065.48円高の5万4,720.66円と1月14日の最高値5万4,341.23円を更新した。
上昇の要因は大きく分けて二つある。国内の好決算と米国市場の落ち着きだ。日経平均に影響の大きいハイテクセクターを中心に足元の好調と先行きの明るさが確認された。この日はアドバンテスト(6857・P)、東京エレクトロン(8035・P)、ソフトバンクグループ(9984・P)の上位3社で約820円の押し上げ効果があった。4位にファーストリテイリング(9983・P)、以下、TDK(6762・P)、京セラ(6971・P)、ファナック(6954・P)、フジクラ(5803・P)などが続いた。
半導体製造装置(SPE)ではアドバンテスト、SCREENHD(7735・P)などのほか、海外の大手が決算発表を終えている。AIインフラ向けに先端半導体の需要は旺盛で大手ファウンドリー、メモリーメーカーを中心に2026年、27年と設備投資の拡大が続く見通しが明らかになった。
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今日の市況概況
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2月3日(火)☆[概況/大引け]
2065円高で5万4720円で最高値更新。インド関税引き下げでウクライナ早期終結期待も。自民大勝観測で食品の一角は安い

大引けの日経平均は2,065円高の5万4,720円、TOPIXは109ポイント高の3,645ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,385、下落銘柄数は186。出来高は24億3,315万株、売買代金は7億5,734億円。
日経平均は2,000円を超える上げ幅で最高値を更新した。
トランプ大統領がインドへの関税を大幅に下げた。交換条件とされたインドがロシア産原油の輸入を停止すると、ウクライナ戦争の早期終結につながることが期待された。
アジア時間で金の反発も好感された。
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