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コラム2026年2月9日

【本日のマーケット】2月9日(月)

2月9(月)のマーケット                                                                   

2月6日の米国株式市場は急反発しNYダウは初の5万ドル突破せとなった。2月のミシガン大学消費者信頼感指数が57.3と1月の56.4から上昇し、市場予想の55.0への低下を覆した。エヌビディアのフアンCEOがCNBCの番組で、「私たちは今、一世代に一度のインフラ構築の時期にいる。これは人類史上最大のインフラ構築だ」「OpenAIは大きな利益を上げている。もし彼らが2倍の計算能力を持つことができれば収益は4倍になるだろう」「需要は信じられないほど膨大だ」「AIインフラの構築は、維持しなければならないレベルまで7年、8年かかると思う。そして、その後はリフレッシュしながら、少しずつ成長していくことになるだろう」「6年前に販売したGPUの価格が上昇している。AI需要は非常に高い」と述べた。これでエヌビディアが買われ、ブロードコムやAMD、ラムリサーチ、アプライドマテリアルズも高い。その他、建設機械のキャタピラーもAI向けデータセンターの建設ラッシュで恩恵を受けると期待された。NYダウは前日比11,206ドル(2.47%)高の50,115ドル。NASDAQ総合指数は前日比490ポイント(2.18%)高の23,031。S&P500指数は前日比133ポイント(1.97%)高の6,932。

衆院選で自民党が316議席と3分の2を上回った。高市政権が長期化し成長戦略投資の遂行期待で、日経平均は朝方3083円高の5万7337円まで上昇。ただし、為替相場は円高。アドバンテストが大幅高。川重は1対5の株式分割と増配を発表し急騰。古河電工は通期業績予想の上方修正と増配を発表したことで値を飛ばした。フルヤ金属は業績予想の上方修正でストップ高。KDDIは子会社が架空取引の疑いで下落。武蔵精密は減益予想に下方修正し急落。

スタンダード市場では、千代田化工が第3四半期好決算で大幅高。ヒーハイストはチューリッヒ工科大のプロジェクトパートナーを契機に7日続伸。カイノスはデンカがTOBを発表し買い殺到。日本電子材料は業績予想の上方修正でストップ高。高市・国策関連の伊勢化学、岡本硝子、助川電工は反落した。

グロース市場では、人工ダイヤ関連のEDPが4日連続ストップ高。オンコリスバイオは前期が赤字決算だったが、腫瘍溶解ウイルスOBP-301についてアジアと欧州で販売提携を進めると説明したため大幅高。アーキテクツがストップ高。noteとマイクロ波化学は大幅反落となった。

日足チャート上では、長い上ヒゲを伴う大陽線。大きくギャップアップで5万5000円台で寄り付いた後に高値は5万7000円台まで伸ばした。ちょうどボリンジャーバンドのプラス3シグマ(5万6573円)近辺で上値を抑えられた格好となったが、2110円高(3.89%)と大幅続伸で史上最高値を更新した。売買代金も10兆4558億円と過去最高を記録し、歴史的な1日となった。

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高市自民が圧勝 316議席 日経平均6万円視野に
 日本証券新聞2月10日(火)紙面1面記事掲載

一時3,000円高で最高値  減税財源などがリスク要因か

日経平均(日足)

高市早苗首相が率いる自民党の圧勝を受け、9日の東京株式市場では主要な銘柄がカイ気配で始まり、全面高、大幅高の展開に。日経平均株価は一時、前日比3,083.39円高の5万7,337.07円まで上昇した。終値は同2,110.26円高の5万6,363.94円と3日に付けた最高値を更新。上昇幅は同日の2,175.26円に次いで歴代5位だった。TOPIXは連日の最高値。「早期解散で自民大勝なら日経平均6万円」という強気筋のシナリオが現実味を帯びてきた。

8日投開票の衆院総選挙で自民党は過去最高の316議席(改選前198議席)を獲得。過半数の233、常任委員会の委員長ポストを独占、かつ委員会で過半数を占める絶対安定多数の261を軽々と超え、参院で否決された法案を再可決できる310を超える議席を獲得した。連立を組む日本維新の会の36と合わせると352議席。

予想を上回る大勝を受け、政権の安定により高市首相が掲げる政策を進めやすくなるとの見方から、防衛、バイオ、AI・半導体などの17の戦略分野に関連する銘柄をはじめ、幅広い銘柄に買いが入った。ここに、決算好調銘柄への買い、買い戻しも加わった。先物を中心に海外からの資金流入も観測された。

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今日の市況概況
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2月9日(月)☆[概況/大引け]

2110円高の5万6363円。アドバンテスト、川重、古河電工が大幅高だが、フジクラは下落

大引けの日経平均は2,110円高の5万6,363円、TOPIXは84ポイント高の3,783ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,280、下落銘柄数は283。出来高は30億6,040万株、売買代金は10兆4,558億円。
衆議院選挙で自民党が316議席を獲得し、参議院で否決された法案の再可決や、憲法改正の発議に必要な、衆議院全体の465議席の3分の2にあたる310議席を上回った。
高市政権の基盤が盤石となり、政策実行力への期待が高まり、日経平均は朝方一時3,083円高の5万7,337円となった。
ただ、円相場は円高となった。300議席を超えるという事前の観測報道で、選挙結果に対する織り込みが進んでいたことや、中国の規制当局が米国債の保有を抑制するよう金融機関に勧告していることでドルが売られたことも影響した。

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