3月11日(水)のマーケット
3月10日の米国株主要3指数は、原油安を受けて中盤に上昇した。だが、イランがホルムズ海峡に小型船を使って機雷を設置する準備を進めている可能性と報じられ、終盤は保ち合いとなった。トランプ大統領は「過去数時間で、使われていなかった機雷敷設用の艦艇10隻を破壊した」と述べた。石油関連のエクソン・モービルやシェブロンは安い。半導体関連のマイクロン・テクノロジーやアプライド・マテリアルズ、ラム・リサーチは続伸。NYダウは前日比34ドル(0.07%)安の47,706ドル。NASDAQ総合指数は前日比1ポイント(0.01%)高の22,697。S&P500指数は前日比14ポイント(0.21%)安の6,781。
国際エネルギー機関(IEA)は過去最大規模の石油備蓄放出を提案したと報じられ、日経平均は続伸。米サンディスクの上昇でキオクシアHDは大幅高。任天堂はゲームソフト「ぽこ あ ポケモン」が隠れた大ヒットで続伸。米アマゾンがAI向けデータセンターへの投資資金を社債で7.6兆円を調達で、フジクラが高い。JX金属は半導体スパッタリングターゲットの増産投資を好感。米中央軍がイランの機雷敷設艦16隻を破壊し商船三井が上昇。
スタンダード市場では、AIメカテックやサンコール、精工技研が続伸。水晶発振器のリバーエレテックはデータセンター関連で2日連続ストップ高。ジェイテックコーポは理化学研究所から超高精度X線ミラーの大型受注で買われた。丸千代山岡家は月次売上高の鈍化で下落した。
グロース市場では、グリーンモンスターが大幅反発。アーキテクツSJは3日続伸。ブレインズテクノロジーは大幅高が継続。坪田ラボが買われた。グリーンエナジーは好決算で急騰した。サンバイオは反落し、フリーは続落。テクノロジーズは不適切会計疑惑の報道で売られた。
日足チャート上では、長い上ヒゲを伴う陽線。5万5000円台を回復して、上値は5万5700円台まで伸ばし、月曜日の急落分を埋める水準まで買われる場面も見られた。5日移動平均線(5万4580円)を上抜いたが、25日移動平均線(5万6219円)までは届かず。
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注目記事 Pick up
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【「株主優待」賛否あるも導入社数増勢続く】
日本証券新聞3月12日(木)紙面1面記事掲載
比較的低コストの上場維持&アクティビスト対策
3月末割り当ての権利付き最終日(27日)まで残り11営業日に迫り、足元で増配や株主優待絡みの発表が相次いでいる。特に優待導入銘柄の株価感応度の高さは相変わらずで、例えば前週末6日発表の水戸証券がその後の高値まで22.9%高、ノザワが17.3%高、9日発表のSBIリーシングが7.2%高、10日発表のROBOT PAYMENTが11.7%高――といった具合だ(立会中発表の銘柄は前日終値から)。大和総研ではこのほど「3月末に知っておきたい、日本企業の株主還元の最新動向」と題するメディア向けセミナーを開催。講師の中村昌宏主席研究員と瀬戸佑基研究員は以下のように語った。
自社株買い1社当たり10億円に
中村昌宏主席研究員
「2025年末の上場3777社のうち、82.1%が配当を、31.8%が自社株買いを、41.3%が株主優待を実施している。前年比ではそれぞれ0.8ポイント、2.7ポイント、3.9ポイントの増加となった。特に優待実施企業の比率の伸びが特徴的だ。24年の増加幅0.6ポイントに対し、25年は3.9ポイント増となった。また市場別で見ると、昨年はグロース市場が、配当実施8.1ポイント増、株主優待実施12.6ポイント増と際立った(自社株買いは3市場でほとんど差がない)」
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今日の市況概況
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3月11日(水)☆[概況/大引け]
終盤は上げ幅を縮めた。「どちらの在庫が先に尽きるか」。その他、銀行株が安い

大引けの日経平均は776円高の5万5,025円、TOPIXは34ポイント高の3,698ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,099、下落銘柄数は446。出来高は28億6,195万株、売買代金は7兆2,986億円。
国際エネルギー機関(IEA)は過去最大規模の石油備蓄放出を提案したと報じられ、日経平均は続伸となったが終盤は伸び悩んだ。
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