10月13日(火)のマーケット
10月12日のNYダウは3日続伸、ナスダックは反落。セールスフォースはバンク・オブ・アメリカが「Underperform」→「Buy」へ、目標株価を160ドル→285ドルに引き上げたことで買われた。以前はAIによるソフトウェア企業の排除リスクを懸念していたが、ユーザーの大企業がビジネスロジック、データ、ワークフロー、コンプライアンス基盤を管理するプラットフォームをAIで代替する可能性が低いとの見方が示した。中国のDRAM最大手、長鑫存儲技術(CXMT)が、セル構造「4F²」を用いたサーバー用メモリモジュール(DDR5 RDIMM)を2026年末までに投入する計画と報じられた。これを受けて、マイクロンテクノロジーが下落。インテルやAMDも安い。NYダウは前日比195ドル(0.38%)高の51,850ドル。NASDAQ総合指数は前日比120ポイント(0.44%)安の27,245、S&P500指数は前日比4ポイント(0.06%)安の7,807。
中国のCXMTが次世代セル構造のDRAMを年内に発売すると発表した。競争激化懸念から米国でマイクロンなど半導体関連が売られ、13日の東証ではキオクシアHDが大幅安。他の半導体関連も下落し、日経平均も安い。一方、自動車や商社、銀行は買われ、TOPIXは持ち直した。サウジの空港がフーシ派から攻撃を受けたため、海上運賃の上昇観測から海運株も高い。安川電機は通期業績予想を下方修正したが悪材料出尽くし感から買われた。
スタンダード市場では、フェローテックやAIメカテック、日本電子材料が反落。akippaが売られた。セキュアヴェイルはストップ高。クラスターテクノロジーはセイコーエプソンと資本業務提携を発表しストップ高。アドテックプラズマは好決算を発表しストップ高。
グロース市場では、サイバーセキュリティクラウドは6日続伸。FFRIとカウリス、Zenmu、サイバーSOLが反発。サイバーバズは業績予想を上方修正しストップ高。AiロボティクスはTBSの「がっちりマンデー」で社員1人で1億円以上稼ぐ会社と報じられたが下落。
日足チャート上では、長い下ヒゲを伴う陰線。4日続落で、下向きになった5日移動平均線(6万9314円)を下放れてパラボリックが陰転を示現。下方から上昇してくる25日移動平均線(6万6366円)がサポートとなるか注目されるところ。
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注目記事 Pick up
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【日経平均 一時1,900円安 AI・メモリー関連が急落 中国から不安材料】
日本証券新聞10月14日(水)紙面1面記事掲載
TOPIXは底堅く推移
3連休明けの13日、東京市場では日経平均株価が一時、前日比1,972.36円(2.8%)安の6万7,058.56円と急落。中国大手メモリーメーカーとのAI向けの半導体で競争が激化するとの懸念が浮上、米国、韓国市場で主要なメモリー関連株が売られた余波が波及した。
震源は中国の大手、CXMT(長鑫存儲技術)だ。同社は12日、AIサーバー向けの次世代DRAMの開発が進んでいることを公表、2026年末にも市場に投入するとの見通しを明らかにした。韓国ではサムスン電子、SKハイニックスが12~13日にかけ大幅安となったほか、米国ではマイクロン・テクノロジー(MU)、サンディスク(SNDK)などが売られ、12日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%の急落。ただ、メタ・プラットフォームズ(META)、マイクロソフト(MSFT)などハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)の株価は堅調で、AI全面安という展開ではなかった。
東京市場ではフラッシュメモリーのキオクシアHD(285A・P)が前日比2,460円(14.0%)安の1万5,045円まで売られた。アドバンテスト(6857・P)、東京エレクトロン(8035・P)、ソフトバンクグループ(9984・P)など値がさ株が売られ日経平均が大幅安に。9月中旬以降の急激な戻り相場に対する反動もありそうだ。
・・・続きは紙面・Digital版で
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今日の市況概況
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10月13日(火)☆[概況/大引け]
半導体関連が売られ日経平均は安いが、TOPIXは小幅高

大引けの日経平均は1,253円安の6万7,777円、TOPIXは5ポイント高の4,110ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,140、下落銘柄数は381。出来高は23億5,628万株、売買代金は7兆9,640億円。
中国の半導体メーカーの長鑫科技(CXMT)は12日、次世代4F²セル構造を採用したサーバー向けDDR5 RDIMMを年内に発売すると発表した。
現在主流の6F²と比較すると、4F²はデータを記憶するセルの面積が約33%減少する。同じ面積に配置できるセル数は最大50%増える。
半導体業界では、サムスン電子が2028年ごろに量産すると予想しているが、CXMTはそれより2年早く量産を開始する計画。
サムスン電子や米マイクロン・テクノロジーが売られ、東証ではキオクシアHDが大幅安。
ソフトバンクグループやイビデン、KOKUSAI ELECTRIC、レゾナックなどが売られ、日経平均は下落した。
一方、メガバンクや自動車、商社が買われ、プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多いため、TOPIXは小幅高となった。
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