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IPO2026年1月27日

新規上場紹介 ギークリー 2月27日 スタンダード IT転職特化の人材紹介

ギークリー(505A)が2月27日、スタンダードに新規上場する。

IT・Web・ゲーム業界に特化した人材紹介事業を展開。報酬体系は、求人企業に紹介した求職者の採用が決定し、求職者が入社した時点で求人企業から報酬を受領する完全成功報酬型を採用している。初期費用などは不要で、入社後の早期離職に備え、返金制度も導入している。

求人企業はIT人材を採用するSIer、ITコンサル、インターネット関連企業、ゲーム企業などIT企業を中心に多岐にわたる。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)推進やシステム開発部門および情報システム部門を内製化する動きが広がっており、IT企業以外にも採用の支援を行っている。求職者はIT・Web・ゲーム業界に従事する専門職であり、主な職種はソフトウェアエンジニア、AIエンジニア、ゲーム開発エンジニアなどの各種エンジニア職、ITコンサルタント、Webクリエイター、IT営業など。さらにAI・IoT・クラウドといった先端技術分野に携わる人材や、企業のDX推進に関わる人材も対象としている。

独自構築した基幹システムOLGを活用した効率的かつ安定したオペレーションが特徴。過去の求職者に関するITスキルや前職・転職先での役割などのデータを個人が特定できないように加工し蓄積してきており、求職者との面談では推薦求人案件が自動でシステムからCA(キャリアアドバイザー)に提案される仕組みとなっている。これにより業界未経験で入社したCAも早期に求職者との面談が可能になり、CAの増加が面談数の増加に直結している。

求職者にとっては専任のCAが求人紹介、選考対策、企業との各種調整などを一貫してサポートしてくれるため、転職サイトを使って自身で転職活動を進めるよりも手間や時間を大幅に削減することができる。また、専門性の高さを武器に求職者・求人企業双方にとって満足度の高いマッチングを実現しており、返金が発生する短期離職は全体の2.9%にとどまる。求人企業のリピート率は2025年5月期で80.2%に達し、同一の求人企業との取引が反復・継続的に発生している。

足元でボリュームゾーンとなっている求職者は、業界で中堅層と呼ばれる平均年収600万円前後のITエンジニア。今後は引き続き中堅層向けのサービス強化に取り組むとともに、一段上の比較的人材が少ないハイレイヤー(年収800万~1,300万円)層にも事業領域を拡大していく。(SS)

概要

●事業内容=IT・Web・ゲーム業界に特化した人材紹介事業
●本社=東京都渋谷区渋谷2-17-1
●代表者=奥山貴広代表取締役社長
●設立=2011年8月
●上場前資本金=3,000万円
●発行済み株式数=1,280万5,000株(上場時)
●筆頭株主=ブリッジインベストメント(上場前49.28%)
●公募株式数=なし
●売出株式数=321万株(ほかにオーバーアロットメントで48万1,500株)
●仮条件=2月9日に決定
●ブックビル期間=2月10日から2月24日まで
●引受証券=野村(主幹事)、みずほ、SBI、楽天、岡三、松井、東海東京、丸三、極東

業績推移(単独)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2024.5 5,840 1,198 84.24 23.0
2025.5 7,147 704 44.18 13.5
2026.5(予) 9,703 1,965 119.96 18.0
※単位100万円、1株利益・配当は円

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