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IPO2022年11月29日

新規上場紹介 ダイワ通信 12月26日 スタンダード セキュリティ事業で成長へ

ダイワ通信(7116)が12月26日、スタンダードに新規上場する。

ソフトバンク(9434・P)の一次代理店として、ソフトバンクショップを展開するモバイル事業と、そのモバイル事業の安定収益を活用したセキュリティ事業の2事業を展開。モバイル事業は石川県で8店舗、富山県で2店舗を展開し、継続的な手数料収入を得ている。

セキュリティ事業は防犯・監視カメラの販売を中心に、そのカメラを用いた防犯・監視カメラシステムの販売、施工、保守を行っている。市場の商品を独自のノウハウで組み合わせ、最適化して提供することで多様な顧客ニーズに対応している。納入先はショッピングモールなどの大型施設からドラッグストアなど小売系店舗、工場や倉庫、学校、病院、建設現場、オフィスなど幅広い業界にわたり、将来的にはBtoG(行政向け)へと活動領域を広げたい考え。

このほか、AI(画像認識)を用いた顔認証システムによる温度測定や入退室管理システムといった商品の企画・開発、コストパフォーマンスを重視したオリジナル商品「D’SSブランド」の立ち上げ、「買い物体験」を変えるAIスマートストアの実用化に向けた実証実験などにも取り組んでいる。

全国をカバーする認定パートナー制度が特徴。エリア別に認定パートナーを設定し、年間取引額に応じたランク分けを行うことで安定した売り上げと利益を確保できる体制を構築している。認定パートナーは営業活動支援や専任営業担当者支援など、ランクに応じた特典を受けられる仕組み。(SS)

概要

●事業内容=セキュリティ事業(防犯・監視カメラなどの企画・販売・施工・保守、顔認証技術などを利用したソリューションの提供)、モバイル事業(携帯電話などの販売および代理店業務)
●本社=石川県金沢市入江2-180
●代表者=岩本秀成代表取締役社長
●設立=2016年3月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=270万7,000株(上場時)
●筆頭株主=IWAMOTOアセットマネジメント(上場前51.02%)
●公募株式数=なし
●売出株式数=70万8,600株(ほかにオーバーアロットメントで10万6,200株)
●仮条件=12月7日に決定
●ブックビル期間=12月9日から15日まで
●引受証券=みずほ(主幹事)、野村、大和、今村、SBI

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2021.3 6,740 2,114 518.54
2022.3 4,790 610 145.73
2023.3(予) 4,727 472 113.89
※単位100万円、1株利益は円

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