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IPO2026年2月24日

【速報版】新規上場紹介 ベーシック 3月25日 グロース 顧客企業のワークフローをDX支援

ベーシック(519A)が3月25日、グロースに新規上場する。

企業の業務プロセス(ワークフロー)のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、業務効率と生産性向上を支援する。特に注力しているのがマーケティングや営業、カスタマサクセスなどフロントオフィス領域のDX。

具体的にはサイトを起点にマーケティング業務に必要な機能群を有したBtoB(法人向け)マーケティングワークフローツール「ferret One」と顧客などからの情報入力フォームを起点に、問い合わせや営業対応などの業務を管理するワークフローツール「formrun」が中心の製品となっている。

「ferret One」はBtoBマーケティング活動における集客、リード獲得、顧客育成、営業連携といった一連の業務をDX化するマーケティングワークフローツール。従来、複数のツールや外注に分断された施策を、一括して管理。ノーコードで編集可能なCMS(カスタマー・マネジメント・システム)で、使いやすさを重視した機能となっている。これにより、ウェブサイト制作、分析、メール配信、フォーム作成、顧客管理、AIによるコンテンツ生成など様々な施策を統合的に運用できる。昨年末時点で500社以上の顧客が利用している。

「formrun」は問い合わせ、資料請求、応募などの入力を起点として、通知・担当アサイン・対応・完了記録までを一気通貫で管理できる仕組みを提供する。人手を介さずに迅速かつ正確な対応ができ、従来分断されていたフォーム入力後の処理を統合的なワークフローとして再構築。幅広い分野でのDX化を支援する。昨年12月末時点で5,000社以上の顧客と累計50万超のユーザーが利用している。

さらに、DX支援のためのプロフェッショナルサービス「ferret SOL」を提供。導入から運用まで支援する。

強みは事業創出力、自社の高い生産性・組織運営力、幅広い顧客基盤、得られた知識やノウハウを全社で共有するナレッジマネジメント力、誰でも扱えるプロダクト開発文化の5点。今後、顧客基盤の強化、新プロダクトの提供で成長を図り、来年からは高単価顧客の創出にも注力する。

2026年12月期の業績予想は売上高27億3,400万円(前期比20.2%増)、営業利益4億5,000万円(同66.6%増)を見込む。(HS)

概要

●事業内容=ワークフローカンパニーとして、フロントオフィス業務を起点に、業務を支える各種ツールを通じて業務の自動化と生産性向上を支援
●本社=東京都千代田区一番町17-6
●代表者=秋山勝代表取締役
●設立=2004年3月
●上場前資本金=1,000万円
●発行済み株式数=590万3,895株(上場時)
●筆頭株主=秋山勝(上場前34.74%)
●公募株式数=90万株
●売出株式数=98万3,000株(ほかにオーバーアロットメントで28万2,000株)
●仮条件=3月4日に決定
●ブックビル期間=3月6日から12日まで
引受証券=岡三(主幹事)、みずほ、野村、SBI、あかつき、岩井コスモ、極東、Jトラストグローバル、東洋、松井、マネックス、水戸、むさし、楽天

業績推移(単独)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2024.12 1,821 ▼196
2025.12 2,275 264 68.94
2026.12(予) 2,734 434 58.66
※単位100万円、1株利益は円、▼は損失

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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