リブ・コンサルティング(480A)が12月25日、東証グロース市場に新規上場する。
「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」をミッションとする総合コンサルティング会社。中堅中小企業・ベンチャー・大企業の幅広い顧客に対し経営戦略コンサルティングを行い、支援先は首都圏にとどまらず全国に広がっている。単体の売り上げ構成比は中堅中小企業42%、大企業34%、ベンチャー24%。創業以来の累計支援プロジェクト数は1万件に達する。
中堅中小企業・ベンチャー企業向けは戦略提案のみにとどまるケースは非常に少なく、戦略が実行され成果が出るまで責任を持って支援している。例えば、トップライン向上支援であれば、マーケティング戦略立案だけでなく、顧客と一体になって現場に入り込み個々の営業員のセールス向上のために営業の見本を見せ、セールス人員向け研修を行うなどの支援を実行。現場主義に徹し支援成果創出にこだわりぬくハンズオン支援を強みとしている。この成果創出・現場主義型のハンズオン支援や新規事業開発ナレッジを大企業の支援に生かす一方、大企業向け支援で培った先進課題の解決方法を中堅中小、ベンチャー支援に活用している。
グループ内に営業代行機能やDX実装機能などを持つことも強み。例えば、立案したマーケティング戦略を実行するため、セールスフォースを用いたシステム化を子会社Goofyが行い、実際のセールス活動を子会社プルーセルが担うなど、戦略立案から実行まで一貫してサポートできる。生成AIも積極的に活用。事業開発プロセスをAIにより自動化することで人力では実現不可能なアイデアの幅や数を実現する仕組みを構築している。また、AI有力スタートアップのPreferred Networksと「生成AI×マーケティングセールス」領域を共同事業として立ち上げている。
さらにコンサルティング・ノウハウをSaaSなどにパッケージ化し、広範な顧客に手軽に低価格でコンサルティング成果を享受してもらう仕組みづくりを進めている。例えば、住宅購入検討者に質の高いアプローチを可能にするクラウドサービス「アンバサダークラウド」はローンチから3年半目の2024年末で契約社数173社、エンドユーザー6万人を超える。
また、タイにコンサルティング子会社があり、日本およびタイでの支援ノウハウを相互活用。上場後はM&Aも活用しながら海外拠点を増やし、支援ノウハウの相互活用だけでなく、日本企業の海外進出や海外企業の日本進出など「100年後の世界を良くする会社を増やす」を世界中で行う意向。(Q)
概要
●事業内容=総合経営コンサルティング業務および企業経営に関する教育・研修プログラムの企画・運営
●本社=東京都中央区日本橋2-7-1
●代表者=関厳代表取締役
●設立=2012年7月
●上場前資本金=1,000万円
●発行済み株式数=640万株(上場時)
●筆頭株主=関厳(上場前63.97%)
●公募株式数=130万株
●売出株式数=35万株(ほかオーバーアロットメントで24万7,500株)
●仮条件=12月9日に決定
●ブックビル期間=12月10日~16日
●引受証券=SMBC日興(主幹事)、野村、SBI、岡三、岩井コスモ、マネックス、楽天、松井、あかつき
業績推移(連結)
| 売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
| 2023.12 | 3,957 | ▼23 | ― | ― |
| 2024.12 | 4,976 | 493 | 53.4 | ― |
| 2025.12(予) | 6,022 | 767 | 87.17 | ― |
| ※単位100万円、1株利益は円、▼は損失 | ||||
