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IPO2024年4月3日

新規上場紹介 レジル 4月24日 グロース マンション一括受電のトップシェア

レジル(176A)が4月24日、グロースに新規上場する。マンションへの電力供給や法人への再生可能エネルギー小売りを行う。

ストック型の送受電領域に特化した事業を展開。分散型エネルギー、グリーンエネルギー、エネルギーDX(デジタルトランスフォーメーション)の3事業を展開する。分散型エネルギー事業で、主力のマンション一括受電サービスを実施。調達した高圧電力をマンション内に設置した受変電設備で低圧電力に変換し、各世帯に電力供給する。さらに付加価値として蓄電池・発電設備等の導入、制御を一貫して提供する防災サービスを行っている。

マンション一括受電市場でトップとなる22%のシェアを持つ。約2,200棟、17万8,000戸に導入され、過去20年間で解約、非継続は1棟のみという安定的な顧客基盤を有する。顧客ストックの積み上がりから長期安定収益を得られている。

グリーンエネルギー事業は再生可能エネルギーを中心とした電力小売りサービスを展開。約7500件の中小法人や自治体に販売している。

エネルギーDX事業は自社グループの業務運営で構築したオペレーションをBPaaS(クラウド経由でアウトソーシング)で、エネルギー関連企業に提供しているほか、電気保安管理サービスも行っている。

今後もマンション一括受電サービスや昨年4月に開始した防災サービスの導入拡大を図るとともに、将来的には太陽光発電設備や蓄電池設備などをネットワーク化し、再生可能エネルギーの調達と組み合わせるVPP(バーチャル・パワー・プラント)サービスも目指す。DX支援サービスではフロント業務へも拡大していく。

2024年6月期の業績は売上高378億2,700万円(前期比22.6%減)、営業利益26億3,800万円(同61.3%増)を見込んでいる。なお、前期は決算期変更に伴い、15カ月決算だった。(HS)

概要

●事業内容=集合住宅への電力供給および分散型電源の開発、法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給、エネルギー事業者へのBPOおよびSaaSの提供を通じたDX支援
●本社=東京都千代田区丸の内1-8-1
●代表者=丹治保積代表取締役社長
●設立=1994年11月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=1,834万5,000株(上場時)
●筆頭株主=Team Energy GI株式会社(上場前56.78%)
●公募株式数=15万株
●売出株式数=500万5,100株(ほかにオーバーアロットメントで77万3,200株)
●仮条件=4月8日に決定
●ブックビル期間=4月9日から16日まで
●引受証券=大和(主幹事)、野村、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、みずほ、SBI、楽天、岡三、極東

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2022.3 30,990 1,714 83.5 46
2023.6(15カ月) 48,867 1,972 73.92 22
2024.6(予) 37,827 2,569 99.23 30
※単位100万円、1株利益は円

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