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IPO2023年9月29日

新規上場紹介 売れるネット広告社 10月23日 グロース D2C企業の費用対効果改善

売れるネット広告社(9235)が10月23日、グロースに新規上場する。

D2C(ネット通販)企業に対してネット広告の費用対効果を改善するノウハウを提供。「いかにクライアントの広告の費用対効果を改善できるか」「いかに広告によってクライアントの売り上げを伸ばすことができるか」に特化して事業を展開している。主要サービスはネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービスである「売れるD2Cつくーる」、マーケティング支援サービスの「最強の売れるメディアプラットフォーム」の2つ。

「売れるD2Cつくーる」はランディングページ制作からフォローメール配信までD2C広告に必要な機能をワンストップで提供。専門的な知識が一切なくても商品名、商品画像、本商品価格など10項目を入力すれば簡単に活用できる。1顧客当たり月額利用料は14万9,800円。

「最強の売れるメディアプラットフォーム」は「売れるD2Cつくーる」の利用者に提供。クラウドで制作されたランディングページへの集客を目的に、契約した349の媒体社にネット広告を配信するサービス。

過去の1,200回以上のA/Bテスト(「売れるD2Cつくーる」を活用し、複数のネット広告でどちらが効果があるかの比較)の結果、ノウハウを蓄積しているのが強み。これをもとに、導入当初から低コスト、ネット広告の簡単に費用対効果を改善できる最適な仕組みを構築できる。

2024年7月期の売上高10億5,100万円(前期比9.6%増)、営業利益2億5,000万円(同65.7%増)を見込んでいる。(HS)

概要

●事業内容=D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供
●本社=福岡市早良区百道浜2-3-8
●代表者=加藤公一レオ代表取締役社長CEO
●設立=2010年1月
●上場前資本金=1,000万円
●発行済み株式数=345万株(上場時)
●筆頭株主=加藤公一レオ(上場前44.61%)
●公募株式数=45万株
●売出株式数=45万株(ほかにオーバーアロットメントで13万5,000株)
●仮条件=10月3日に決定
●ブックビル期間=10月4日から11日まで
●引受証券=東海東京(主幹事)、SBI、岡三、野村、西日本シティTT、楽天、松井、岩井コスモ、FFG、丸三、東洋、あかつき

業績推移(単体)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2022.7 843 ▼67 ▼17.63
2023.7 959 166 37.76
2024.7(予) 1,051 245 45.55
※単位100万円、1株利益は円、▼は赤字

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