先日久しぶりに友人と集まりランチをした際、私を除く全員がママだったこともあり、一番の盛り上がりをみせた話題が、ユニ・チャーム(8113)が開始した「紙おむつ定額サービス」についてでした。

業界初となる保育園内で乳幼児が使う紙おむつを定額で使い放題とするというサービス。恥ずかしながら独身の私は、彼女たちの話を聞くまで、日々保護者が保育園にわが子のおむつを持参しているということを知りませんでした。しかも双子を持つ友人の保育園では、すべてのおむつに名前を書く必要があるそうで、「慌ただしい日々の中でこの作業は本当に面倒だし、何より2人分のおむつは相当かさばり、雨の日は泣きたくなる。」と嘆いていました。また持参したおむつが足りなくなり、保育園から借りることもあるらしく、定額制となればそういった心配や手間も省けかなり助かる、とサービスに対して好意的な意見が多数でした。

費用は月額週5日登園で0歳児が3,240円、1歳児が3,024円、2歳児が2,700円で、おむつのサイズは5種類が用意されているそう。既にわが子がおむつから卒業している友人は、当時この値段でこのサービスがあれば絶対に使っていたと悔しがっていました。

今年初めに本格展開を始め、既に導入先は13都府県100カ所近くに上っているというユニ・チャームの紙おむつ定額サービス。少子化の進む国内において、今後サービスの普及は加速していくのか、また個人向けや、高齢者施設向けへの展開は行われるのか、併せて注目しています。