残暑御見舞い申し上げます。毎日蒸し暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。汗だくのこの時季に気になるのが「ニオイ」。かつては男性から漂う汗のニオイや加齢臭にまゆ根をひそめていましたが、年齢と共に自分のニオイに自信がなくなり、朝シャワーや、デオドラント商品の利用など、いつからかニオイ対策に万全を期するようになりました。

そんな話を同世代でしていると、男友達から「女子高生のにおいになれるボディソープ」が密かに社内男性陣の間で人気を集めているとの発言が。けげんな顔をする女性陣をよそに得意気に教えてくれたのがロート製薬(4527)の「デオコ 薬用ボディクレンズ」でした。

昨年3月に、加齢とともに女性の体から失われていくピーチやココナツのような甘い香り成分「ラクトン」を採用した、「若いころの女性の甘い香り」を補う、大人の女性向けボディソープとして発売。それがとあるブログをきっかけに「おじさんも女子高生の匂いになる」と話題となり、男性人気に火が付いたとのこと。

確かにSNS(交流サイト)上では「デオコおじさん」という言葉が躍り、ボディソープ売れ筋ランキング1位(8月15日現在)を記録しているamazon内でも、「どうも、デオコおじさんです」や、「朝起きたら女の子になっていました」など、男性ユーザーのレビューが目立ちました。かくいう友人も「一人暮らしなのに、家の中に女の子のニオイがする」と幸せそうに話していました。

男性ニオイケアの「デ・オウ」や、ワキのニオイに「リフレア」など、ニオイ対策商品に定評のあるロート製薬。今年2月に発売された大人女性向け「デオコ薬用デオドラントシリーズ」も男女問わず人気を集める中で、男性向けの「若い女性の香り」商品が発売される日は来るのか、今後の商品開発に注目しています。