時代の流れとともにさまざまな技術が躍進し、ついに浴槽をこすらずにおふろ掃除ができる時代がやってきました。「バスタブはもうこすりません!」そう豪語するCMに、ずっと疑いの眼を向けていましたが、先日実際に商品を利用することがあり、その洗浄力に衝撃をおぼえました。

第二子を妊娠した友人が、第一子妊娠中にお風呂掃除の大変さを痛感し、何とかその負担を減らせないかと探し当てたのが「ルックプラス バスタブクレンジング」(ライオン、4912)。お腹が大きくなってからはとにかく多用していると話してくれました。

実際に使わせてもらうと、1プッシュで約1メートル幅に広がる青色のミストによって、浴槽にムラなく塗布することができ、推奨の約15回をまんべんなくスプレーすると、確かにシャワーで流すだけで浴槽はツルツルになっていました。湯アカ汚れをふやかし浮かせる新洗浄メカニズム「無力化洗浄」によって、シャワーの水圧だけで簡単に汚れが流せるそうで、最近では上の子が面白がって率先してお手伝いをしてくれるそうです。

仕事でくたくたになって帰宅した際のお風呂掃除はとにかくおっくうで、シャワーで済ませてしまうこともしばしばでしたが、手間なく掃除ができ、その後ゆっくりと湯船で疲れを落とせるとなればこれは購入する価値がある、とその足でドラッグストアへ向かいました。

共働き世帯の増加に伴い家事の時短や負担軽減に対するニーズが益々高まる中、革新的な「こすらず洗える新方式」で発売1年で2200万本を販売、浴室洗剤の市場規模を2割拡大する快挙を遂げた「ルックプラス バスタブクレンジング」。市場拡大にも寄与するほどの大ヒット商品は今後どのような展開を図るのか、競合企業の動きとともに注目しています。