先日久しぶりに平日ゴルフに行ってきました。10時30分ティーオフとかなり遅めのスタートな上に36ホールあるコースだったので貸し切り状態かな、とクラブハウスを出てびっくり。老若男女問わず前も後ろもぎっちりゴルファーで詰まっていました。後半もその状態は変わらず、今日は何か特別な日なのだろうかとキャディさんに尋ねると、外出自粛要請解除後からお客さんが増加し、引き続き平日も賑わっているとのこと。今回デビューだという若者グループから、10年ぶりにゴルフ場に来ましたという女性まで様々なお客さんがゴルフを楽しんでいるとうれしそうに話してくれました。

早速待ち時間にゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、3319)のゴルフ場予約で週末をチェックしてみると、予約不可のゴルフ場がずらり。一緒に回った友人いわく3密を避けられて今の時期だと紅葉も楽しめ、リフレッシュも出来るとあって、ちょっとした旅行の代替としてゴルフ場へ来る人もいるのだそう。ゴルフ練習場も在宅による運動不足解消に来た人などで賑わい、順番待ちが出ていると教えてくれました。

じわりと感じたゴルフブームの兆しを象徴するかのように、8月のGDOゴルフ場予約サービス利用による送客数は前年比125%超と過去最高を記録。20歳～30歳代の予約数は昨年の2倍、初心者向けページの閲覧も約17%増加を記録しました。また、「スループレー」「1人予約」「2サム」などのソーシャルディスタンスを保ちやすいプレー様式を取り入れるゴルフ場が増えたことも、プレーヤーの増加要因となっているようです。今回の兆しがしっかりと着火しゴルフブームは再燃するのか、マスターズの行方とともに注目しています。