朝晩の冷え込みが厳しくなり外出が億劫になる中、ふと気付くと先週5日間連続で出前サービス「出前館」(出前館、2484・JQ)のお世話になっていました。きっかけはLINEに届いた、初回限定1,500円割引クーポンでした。

4万5,000店舗を超える加盟店から瞬時に配達対応店舗が抽出され、様々なソート検索も可能。私が利用したのは「一人前OK」というジャンル。出前館は店舗ごとに最低注文金額が設けられており、これが一人暮らしにはネックになりがち。「一人前OK」は最低注文金額1円～という店舗が多く、ちょっとお願いしたいというニーズには有難いジャンルとなっています。店舗のラインアップを見ていると、いつも行列が出来ているハンバーガー店を発見。ここもデリバリーをしているのかと驚きながら、注文してみました。その後、以前より出前館派の友人が、他サービスより研修体制がしっかりしているため、配達員がきちんとしていると熱弁していた通り、礼儀正しい配達スタッフが指定時間通りに、ポテトもシャキっとした状態で届けてくれる便利さに感激。5日連続注文へと至りました。

コロナ禍をきっかけにフードデリバリーデビューした友人も多く、私のように利便性、品質の高さを実感して、一部定着する可能性を考えると「出前館」がビジョンに掲げるデリバリーの日常化もそう遠くないのかもしれません。緊急事態宣言期間を含む3～5月のオーダー数前年比50%増と、成長ペースを加速させている出前館は、「Uber EATS」「楽天デリバリー」「dデリバリー」「foodpanda」など新旧競合ひしめき合う中で、差別化を図りトップに躍り出ることができるのか注目しています。