17日、東京都の新たな新型コロナウイルス感染者は822人と過去最多を記録。あらゆることがコロナによって激変した2020年は、会議や、授業など日常的なものだけでなく、非日常と言えるライブやフェスなどのエンタメシーンにおいても、急速にオンライン化が進みました。

これまではライブは生で見て聴いてこそ、と思っていましたが、無観客だからこそ出来る見たことのないダイナミックなカメラワークやアングル、ほかにも視聴している観客の顔をパフォーマンスしているアーティストの背景大型モニターに映し出すなどのスペシャル感、一体感の演出に大興奮。私の視聴したライブは見逃し配信があり、国内外どこからでも好きなタイミングでライブ視聴できることに、配信ならではの新たな可能性を感じました。

そんなオンラインライブで大きな話題となったのが、アミューズ(4301)所属のアーティスト、サザンオールスターズが6月に横浜アリーナで行った無観客配信ライブ。U―NEXTを含む8つの大手メディアで配信され、3,600円のチケット購入者は約18万人、総視聴者数は推定約50万人と通常公演では実現できない数字を記録しました。その後同事務所所属の星野源や、Official髭男dism、King Gnuなど名だたるアーティストたちも続々と大型オンラインライブを実施。今やオンラインライブはニューノーマルスタンダードへとなりつつあります。

大みそかには「Keep Smilin’～皆さん、お疲れ様でした!! 嵐を呼ぶマンピー!!～」supported by SOMPOグループを有料、無観客、見逃し配信アリの形で開催すると発表したサザンオールスターズ。冷え込んだ2020年のエンタメ業界最終日に、どんな演出で視聴者をKeep Smilin’にしてくれるのか、伸びが予想される視聴者数とともに注目しています。