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コラム2021年5月21日

竹中三佳の株Catch one’s eye Part.370 料理が楽しくなる! 変わり種調味料

この1年強で自炊をする機会が増え、その回数に比例して増えていったのが調味料。気が付くと既存のわさび、しょうが、からし、というオーソドックスなチューブ調味料に、みょうが、パクチー、柚子胡椒、豆板醤、コチュジャンといった変わり種がプラスされていました。

ほかにも外食できないが故にラムチョップを家で調理した結果、香辛料がふんだんに使われた宮崎県のご当地調味料、中村食肉の「マキシマム」に手を出し、次に五島列島の魚を椿(つばき)酵母で発酵させた魚醤「五島の醤(ひしお)」を、鹿児島福山の自然がつくる玄米黒酢をベースに作られた「黒酢ドレッシング」をと、お求めやすいものから、お取り寄せ商品まで次から次へと入手していました。

そんな中、CMで見つけて気になった調味料が味の素(2802)の「スチーミー」。特製の調味料が入ったパウチ容器に市販の肉を入れ、レンジで加熱するだけで圧力鍋で作ったようなチャーシューが調理できるというもの。実際使ってみた友人は、調理時間はもちろん、洗い物も減るので家事の時短につながった、何より簡単に本格的な味が自宅で楽しめたのがうれしかったとご満悦でした。

総務省の家計調査によると、2人以上世帯で調味料の1カ月あたりの支出金額は、昨年1月に3,000円だったのが12月には4,500円と1年で約1,500円増加。手軽に味のバリエーションが増やせる調味料は、自炊が増えるコロナ禍において需要の高まりを見せているようです。2年かけて開発した独自の技術を用いて今後はチャーシュー以外にも商品展開の幅を広げるとする味の素。進化を続ける調味料市場において「スチーミー」は定着していくのか注目しています。

竹中三佳さんのプロフィール

タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

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