在宅時間の増加に追い打ちをかけるような梅雨模様の毎日。鬱々とした気分を晴らすべく、食していたのが近所のケーキ屋さんのケーキ。丁寧に淹れた紅茶とともに窓際でいただき、つかの間のほっこり時間を楽しんでいました。ところが先日ケーキ屋さんから閉店のお知らせが届きました。長年地元の人に愛されたお店の閉店に、悲しみとともにあらためてコロナ禍を実感しました。

次の安らぎを探していた時に目にしたのがSNS(交流サイト)をにぎわせていたローソン(2651)の冷凍デザートでした。冷凍庫から取り出してすぐに食べられるという冷凍スイーツで「アップルパイ」「ドライフルーツとナッツのカッサータ」「ティラミス」の3種類を展開。早速近所のローソンへ行ってみるとまさかの全品完売。店員さんに確認すると、各店舗品薄状態となっているとのことで、結局3回通ってやっとアップルパイを入手することができました。

初めての冷凍アップルパイは、バターの風味にサクサクとした歯触りのパイ、ひんやりしゃりしゃり食感のリンゴがゴロゴロ入って食べ応えもあり、クリームとの相性も抜群で気付くとペロリと完食していました。このクオリティが長期ストック可能ゆえ、思い立ったら自宅ですぐに楽しめ、2個入り399円、しかも気になるカロリーも控えめ、とくれば各店舗品薄状態も納得でした。

これからますます蒸し暑くなり、一層ひんやりスイーツの需要が高まる中、ローソンは今回の冷凍デザートをウチカフェスイーツ以来のヒット商品とすることができるのか、今後の商品展開とともに注目しています。