在宅時間が増え、気付けば私もスパイスからカレーを作ったり、ゆずコショウを手作りしたりと、コロナ禍のニューノーマル「丁寧な暮らし」を楽しむようになっていました。梅雨の時期となり次は梅酒づくりかな、とSNS(交流サイト)を物色していると、友人が作ったチーズのぬか漬けが飛び込んできました。ぬか床にさけるチーズを入れるだけで、薫製チーズのような奥深い味わいとなり、おつまみにピッタリなのだとか。ほかにもきゅうり、大根、茄子などのオーソドックスなものから、ゆで卵、ミニトマト、マスカットと変わり種まで、様々なぬか漬けに挑戦していました。

ぬか漬けには前から興味があったものの、手間がかかる印象から手を出さずにいたのですが、友人が使っている無印良品の「発酵ぬかどこ1キログラム」(890円)(良品計画、7453)を教えてもらい、その印象が一変しました。チャック付きの袋にあらかじめ発酵させたぬかが入っており、洗って切った野菜をそのまま入れて、冷蔵庫でねかすだけ。毎日のかき混ぜも容器も不要。場所も手間もとらず、ご飯におやつに、おつまみに美味しいぬか漬けが作れるとあり、早速オンラインで注文してみました。

植物性乳酸菌により腸内環境が整い、免疫力アップにもつながるとされるぬか漬けは、コロナ禍というだけでなく、食欲不振になりがちなこれからの季節にもピッタリ。友人いわく、漬けるごとにぬかの味わいが変わり、塩を足したり、卵殻を入れたりしながら塩味、酸味を自分好みのぬか床に育てていくのも楽しみのひとつなのだそうです。

2018年の販売と同時に品薄状態が続き、昨年には前年比で2倍以上のヒットとなった「発酵ぬかどこ」。おうち時間が長引く中、今後どこまで売り上げを伸ばすのか、注目しています。