打ち合わせ先で、自動販売機でお菓子やカップラーメンが購入できるボスマートに遭遇。一緒に居たスタッフさんが突然「これネコ耳カップヌードルですよ!」と矢継ぎ早に5つ購入。驚く私を見て、最近カップヌードル(日清食品HD、2897)の「フタ止めシール」が廃止され、開け口を2つにした新形状の蓋「Wタブ」が採用されたとのこと。その蓋を開けた様子が猫の耳の様に見えるため、話題となっていると教えてくれました。1つ開けて見せてくれた蓋には、よだれを垂らした猫の顔のイラストが描かれており、なるほどWタブが確かにネコ耳となっていました。

Wタブに出会ったら必ず購入するという彼女。聞くと「チベットスナギツネ」のイラストカップヌードルに出会いたい一心で購入し続けているとのこと。カップヌードルの公式twitterで、遭遇率6%のチベットスナギツネのイラスト蓋が存在することが発表されるやいなや、SNS(交流サイト)上には、当たるまで買う、久々に買うといった旨のツイートが溢れ、一時「チベットスナギツネ」がトレンド入りするほど盛り上がりをみせたそうです。

カップヌードルにおけるプラスチック原料の使用量を年間で33トン削減するため、採用された今回のWタブ。シールがなくてもしっかりと止められるよう開け口を2つにするという蓋の新形状に、動物のイラストという遊び心をプラスした結果、発売50周年にも関わらず新たな消費者の注目を集めたカップヌードル。購買行動に直結しそうな今回のプロモーションでどれほどの売り上げを上げるのか、また今後新たなレア蓋は登場するのか、注目しています。