10月28日に待望の新型が発表となった三菱アウトランダーPHEV(プラグインハイブリッドカー)。12月16日の発売に向けて事前予約もスタートということで、先行展示されている三菱自動車(7211)本社ショールームへ行ってきました。今回のコンセプト「威風堂堂」これまさにといった力強いフェイスや大型ホイール、それに対する側面の流麗なラインが印象的。モーターとエンジンのハイブリッド車に充電機能を備えたPHEV。日常生活範囲ではEV(電気自動車)走行可能など、環境問題にも配慮されています。

また、EV走行用電池を使い1,500ワットまでの電気利用が可能なので、キャンプでの家電利用や、ワーケーションでのPC電源利用、災害時の電力確保など、様々なシーンで活躍しそうです。

SUV(スポーツ用多目的車)タイプは運転初心者の私にはハードルが高いかな、と思っていましたが、レースなどを通し「走行」にこだわってきた三菱自動車の技術が集結されたことにより、悪路でも滑らかな走りが可能で、EVならではの重量を感じさせない身軽さと静かさがあるそう。実際試乗した知人は「操作性が高く、普段運転していない人ほど運転が上達したと錯覚する走り」と言っていました。

展示されている最上位モデルの車内は、広々空間に座り心地抜群の低反発シート、だけでなく、マッサージ機能や、BOSEプレミアムサウンドシステムの搭載など、高級感と上質なこだわりが随所に詰まっており、もしや私の部屋より快適なのでは、と思わされるほどの居住性。PHEVでは珍しい3列7人乗りも同世代の子供のいる家庭には喜ばれそうだと感じました。

2013年発売以降、PHEVのSUVタイプとして世界累計販売台数世界一を獲得し続けてきた三菱アウトランダーPHEV。9年ぶりとなる車体、動力すべて新型化させたフルモデルチェンジは消費者に好意的に受け止められるのか、今後の売り上げとともに注目しています。