マスク生活が日常となったことにより、メイク用品で一番購入する機会が減ったのが口紅。そもそも口元は隠れて見えないですし、マスクに口紅が付着するのが嫌で、気が付くとノーリップ生活も1年を経過していました。ところが、宣言解除後、レストランやカフェに行く機会も徐々に増え、ふと窓や鏡を見たときに写る自分の悪すぎる顔色にびっくり。横に写る抜群の顔色の後輩にその旨伝えると、「ケイト リップモンスター」(※カネボウ化粧品)を薦めてくれました。

今年5月に発売されたリップモンスターはコロナ禍において、半年で累計出荷数120万本を突破、セルフメイクの口紅市場においてシェア55%を超えるなど、今なお品薄状態が続く大ヒット商品。後輩いわく「高発色なのに、とにかく落ちにくくマスクにもつかない。それでいて保湿力が高く、11色展開しているので必ず欲しい色がある」と力説。ハイブランドと遜色ないクオリティなのに1,540円とローコストなのも魅力で、発売当初は若い人を中心に人気を集めたが、今では老若問わず購入されているのだそう。

すぐにWEB検索したものの、オンライン販売は完売に次ぐ完売。フリマサイトでは人気色が5倍もの高値で取引され、その足でドラッグストアをはしごしましたが3軒回っても出会えず、遅ればせながら人気の高さを実感しました。

長引く品薄状態を受け、ようやく来月14日より順次供給の強化を発表したカネボウ化粧品。今回の機会損失を挽回(ばんかい)し、この勢いを失速させることなく売り上げを伸ばすことができるのか、ニューノーマルメイクの今後の商品展開に注目しています。

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