春うららかな4月だというのに7月並みの暑さを記録するなど、春と秋が短くなり、夏と冬が長引く「二季化」が進む日本の気候。田舎の一軒家である実家は、広めの間取りゆえに冬は底冷えし、夏はうだるような暑さ。冷暖房の効率も悪く、電気代がかさむのが悩みの種でした。両親の体への負担と、今後の気候変動を考慮し、昨年断熱窓の導入を決断しました。

ちょうどその頃、弟がLIXIL(5938・P)のホームページで見つけたのが、「先進的窓リノベ2024事業」でした。これは、既存住宅の窓やドアを省エネ性能の高い断熱仕様に改修する際、工事内容に応じて一戸当たり5万円～最大200万円まで補助金が交付される国の支援制度。まさに渡りに船と、早速申請することにしました。検討の結果、LIXILの内窓「インプラス」を、リビング・ダイニング・キッチンの3カ所に導入することに。

断熱効果だけでなく、結露の軽減、遮音性の向上、紫外線カットなどの付加価値も高く、工事自体は半日で完了。申請も無事に通り、工事費用の約40%に当たる補助金を受け取ることができました。設置後は、冷暖房の使用頻度が減り、光熱費も大幅に抑えられるようになったとのこと。実際に実家で過ごしてみると、窓ひとつでこれほど住み心地が改善するのかと驚き、何より両親の身体的、経済的負担が軽減されたことに安堵しました。

今年も引き続き「先進的窓リノベ2025事業」が実施されている中、補助金申請件数2年連続No.1のリフォーム用内窓 「インプラス」は、気候変動、高まるリフォーム需要というさらなる追い風を受け、低迷する新築着工数をカバーする柱となるのか、ラインアップの拡充など、今後の展開に注目しています。