7月25日、沖縄北部に待望の大型テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」が開業します。世界自然遺産「やんばる」の壮大な自然を舞台に、スリルと癒やしが融合した“都会にはない興奮と贅沢”を体験できる施設として注目を集めています。

このプロジェクトを率いるのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の再建を成功させた森岡毅氏。約60ヘクタールの敷地には21のアトラクション、スパ、レストラン、ショップなどがそろい、猛スピードで襲ってくるT-REXから逃げる「DINOSAUR SAFARI」や、ジャングル上空約280メートルを滑空するジップライン「SKY PHOENIX」、世界最大のインフィニティ風呂を備えた「SPA JUNGLIA」など、自然と一体になった体験型コンテンツが並びます。以前コスタリカまでエコツーリズムを取材しに行った身としては興味津々で、早速スケジュールとにらめっこしています。

関西大学の試算によれば、今後15年間で約6兆8,000億円の経済波及効果と、88万人超の雇用創出が見込まれており、沖縄経済の起爆剤として大きな期待が寄せられています。既にソリューション事業が寄与し、最高益179億円を発表した沖縄セルラー電話(9436・S)をはじめ、地場の流通大手サンエー(2659・P)、おきなわフィナンシャルグループ(7350・P)などの関連銘柄にも注目が集まっています。

「沖縄から日本の未来を創る」を掲げ、観光と自然共生の新しいモデルとして、国内外の注目を集めるジャングリア沖縄。観光産業を沖縄経済の柱とし、地域の発展、雇用創出、持続可能な観光モデルの確立を実現させるのか、関連銘柄の中長期的な成長とともに注目しています。