大和アセット、ブラックロック、シンプレクス、ステート・ストリート、三菱UFJアセット、Global X Japanと続々
大和アセットマネジメントの「iFreeETF 東証REIT指数(2・5・8・11月決算型)」(443A)が11月4日に上場しているが、今後、11月上場ETF(上場投信)として、ブラックロック、シンプレクス、三菱UFJアセット、ステート・ストリート、Global X Japanの多様な ETFが相次いで登場する。
◎ブラックロック・ジャパンのETFは2本、12日に上場した。「iシェアーズ S&P500 プレミアムインカムETF」(452A)と「iシェアーズ 米国債20年超 プレミアムインカムETF」(453A)。「iシェアーズ S&P 500プレミアムインカムETF」は、Cboe S&P500 エンハンスト1%OTMバイライト NTR指数(円建て)の動きに高位に連動する投資成果を目指すETF。米国株式市場を代表するS&P500指数の構成銘柄に投資する米国ETFの「iShares Core S&P500ETF(Ticker:IVV)」を買い持ちし、同指数を原資産とする1%アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)のコールオプションを売却するカバードコール戦略のポートフォリオのリターンに連動する。
「iシェアーズ 米国債20年超 プレミアムインカムETF」は、Cboe TLT・2% OTM・バイライト・インデックス(国内投信用、円建て)の動きに高位に連動する投資成果を目指すETF。Cboe TLT・2% OTM・バイライト・インデックス(国内投信用、円建て)は、米国債に投資する米国ETFのiShares 20+ Year Treasury BondETF(Ticker: TLT)を買い持ち、同銘柄を原資産とする2%アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)のコールオプションを売却するカバードコール戦略のポートフォリオのリターンに連動する。
◎シンプレクス・アセット・マネジメントの「野村高利回りJリート指数ETF」(459A) の上場は11月12日に上場した。「野村高利回りJリート指数」を対象指標とし、採用(予定を含む)されている不動産投資信託証券への投資を行うことで基準価額の変動率を対象指標の変動率に一致させることを目指して運用を行う。野村高利回りJリート指数は、国内金融商品取引所に上場する全ての不動産投資信託の中から予想分配金利回りの高い銘柄を組み入れた非時価総額加重型の指数。構成銘柄の組み入れウエイトは「予想分配金利回りスコア×時価総額」に比例して決められる(個別銘柄のウエイトの上限は5%)。
◎三菱UFJアセットマネジメントの「MAXIS日本株高配当SMART50上場投信」(461A)は13日上場する。「野村日本株高配当SMART50」に連動する投資成果を目指して運用を行う。日本株高配当SMART50インデックスマザーファンド受益証券を主要投資対象とする。野村日本株高配当SMART50は、国内上場株式の中から予想配当利回りが高い50銘柄を選んで組み入れた非時価総額加重型の指数。①自社株買い(ShareBuyback)、②過去リターン(Momentum)、③売買代金(Trading Activity)、④配当(Dividend Rate)という4つの指標に応じた傾斜(Tilted)ウエイトで投資することでより安定的な配当利回りと効率的なリターン獲得を目指す。構成銘柄は原則として年4回見直される。
◎ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのETFは5本、11月19日に上場する。「ステート・ストリート・スパイダー ゴールドETF(為替ヘッジなし)」(447A)、「ステート・ストリート・スパイダー ゴールドETF(為替ヘッジあり)」(448A)は、基準価額の変動率をLBMA金価格(円換算ベース)の変動率に一致させることを目指すETF。LBMA金価格は、正式名称は「LBMA Gold Price PM」といい、ICEベンチマーク・アドミニストレーション(ICE Benchmark Administration)によってロンドン時間の午後に公表される1トロイオンス当たりの金現物価格(米ドル建て)を指す。LBMAは、ロンドン貴金属市場協会(London Bullion Market Association)の略称。
「ステート・ストリート・スパイダー S&P500ETF(為替ヘッジなし)」(449A) 、「ステート・ストリート・スパイダー S&P500ETF(為替ヘッジあり)」(450A)は、基準価額の変動率をS&P500(配当込み、円ヘッジベース)の変動率に一致させることを目指すETF。
「ステート・ストリート・スパイダー S&P500高配当株ETF」(451A) は、主としてSPDR®ポートフォリオS&P500高配当ETFの受益証券に投資し、基準価額の変動率を対象指数の変動率に一致させることを目指す。S&P500高配当指数(配当込み、円ベース)は、米国株式の代表的な500銘柄で構成される株価指数であるS&P500の採用銘柄のうち配当利回りの上位80銘柄で構成された株価指数。
◎Global X Japanは4本、11月26日に上場する。「グローバルX 日経平均株主還元40-日本株式ETF」(465A)は、日経平均株価の指数構成銘柄のうち金融と不動産セクターの銘柄を除外した銘柄群をユニバースとし株主還元利回り上位40銘柄から構成される「日経平均株主還元株40指数(トータルリターン)」に連動する投資成果を目指すETF。
「グローバルX 防衛テックETF」(466A)は、主としてGlobal X Defense TechETFの受益証券を通じて、世界の株式のうち、防衛テック関連銘柄の株式50銘柄から構成される「Global X Defense Tech Index(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すETF。
「グローバルX 米ドル建て投資適格社債ETF(為替ヘッジあり)」(467A)、「グローバルX 米ドル建て投資適格社債ETF」(468A)、は、米国籍投資信託であるGlobal X Investment Grade Corporate BondETFの受益証券を通じて、米ドル建ての投資適格社債に投資し、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保を目指して運用を行うアクティブETF。AIモデルを活用し、高品質な米国の投資適格社債へのアクセスを提供する。また、前者は実質組み入れ外貨建資産について為替変動リスクを低減するために為替ヘッジを行う。
