皆さま10連休いかがお過ごしでしたでしょうか。私はGW後半実家に帰り、母のおいしい手料理を三食たらふく食し、ひたすらにダラダラと過ごした結果、体重が4キログラム増量し、人生初の大台に乗ってしまいました。

上京すると同時に、メディアを通して自分のパツパツの顔を確認。この由々しき事態に猛省し、ここからは食生活に気を付けようと、固く決意したものの、仕事に追われなかなか自炊が出来ず、早速野菜不足が続いていました。サクッと入って、サクッと野菜が食べられるお店はないものか…と悩んでいた私に飛び込んで来たのが、吉野家(9861)の「ライザップ牛サラダ」(税込540円)発売のニュースでした。

牛丼の具をご飯でなくサラダに乗せて食べる新メニューで、プライベートジム「ライザップ」(RIZAPグループ、2928・札ア)が栄養価を監修。一食300グラム超のボリュームで、牛肉・鶏肉・豆・卵・1日に推奨される野菜量の3分1の野菜をバランス良く摂取でき、高たんぱく質、低糖質をうたうだけあり、牛丼並盛りに比べると糖質は8割カット、カロリーは3割減の430キロカロリーに抑えられているそうです。これまで、遅い時間の夕食や、女性同士でのテイクアウトランチなどで吉野家を利用することはほぼなかったのですが、このメニューだったら今後選択肢のひとつとして挙がる機会も増えそうです。

健康志向が高まり、糖質オフ・ゼロといったロカボ市場(低炭水化物市場)が拡大を見せる中で、今回の「ライザップ牛サラダ」で女性や年配層といった新規顧客層を取り込み、利益へとつなげることが出来るのか、今後のメニュー開発とともに注目しています。