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コラム2026年4月3日

【速報版】竹中三佳の株Catch one’s eye Part.602 劇場版『鬼滅の刃』国内興収400億円突破!

アニメ映画の成功モデル築く

3月29日エンターテインメント業界に再び激震が走りました。劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』が、公開254日間で国内興行収入400億円の大台を突破。歴史的ヒットとなった前作『無限列車編』に続き、日本映画史上2作目となる快挙は、もはや単なる大ヒットの枠を超えた巨大な経済事象と言えるでしょう。私を含め、原作を完読して結末を知っていても、圧倒的な映像美や音楽の完成度に心を揺さぶられ、劇場へ何度も足を運ぶリピーターが続出しました。

特筆すべきは、配給を担う東宝(9602・P)の緻密な興行管理です。MX4D/4DXの追加上映や入場者特典の波状展開により、目先の利益確保ではなく「400億円という絶対的ブランド」を取りに行きました。これは第二章・第三章への期待値を担保し、中長期的なIP(知的財産)価値を最大化させる戦略的投資と評価できます。

さらに、グローバル市場における稼ぐ力も驚異的です。世界興収は約1,108億円規模に達し、日本を除く海外興収は前作の約322億円から約708億円へと2倍以上に急膨張しました。為替変動による円建て収益の下押しリスクは潜むものの、それを補って余りあるファン基盤の拡大は、企画・製作のアニプレックスを擁するソニーグループ(6758・P)など、関連企業に非連続的な成長を予感させます。

三部作の初戦で完成させた「世界で稼ぐ収益モデルのひな型」は、日本のコンテンツ産業全体の評価を一段と押し上げる起爆剤となります。次作に向けた熱狂の再燃と、関連企業のグローバル展開の行方に注目しています。

竹中三佳さんのプロフィール

タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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