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コラム2026年4月24日

【速報版】竹中三佳の株Catch one’s eye Part.605 仕事や勉強のお供に「森永ラムネ」

糖分補給、集中力UPアイテムとして再ヒット

半世紀以上愛されている森永製菓(2201・P)の「森永ラムネ」は近年販売が大きく伸長し、直近では過去最高水準を更新しました。2025年3月期の売り上げは前年比2割超増、18年比では約5倍規模に拡大しており、成熟市場における再成長モデルとして注目されます。

成長の起点は用途の再定義です。主成分であるブドウ糖が「集中」を支える機能性として再評価され、受験生を取り込んだことが新たな需要創出につながりました。この接点は一過性にとどまらず、将来的に大人層へ移行する顧客基盤の形成、すなわちLTV(顧客生涯価値)の観点でも意味を持ちます。

加えてSNS(交流サイト)を契機に、仕事中のリフレッシュ用途としてビジネスパーソンにも浸透しています。4月の新生活シーズンは環境変化に伴うストレスや疲労から手軽な糖分補給ニーズが高まりやすく、甘味への欲求とカロリーへの抵抗が併存します。この点で、小粒かつ摂取量を調整しやすい同商品は日常の間食として合理的な選択肢となっています。

18年発売の「大粒ラムネ」はこうした需要を的確に捉え、ブランド拡張をけん引しています。パッケージには従来の象徴的な水色ボトルの世界観を踏襲。パウチ型で携帯性を高め、売り場もグミ・キャンディ領域へシフトすることで、ブランド資産を毀損(きそん)せずに大人層の取り込みに成功しました。かくいう私も本番前の脳の糖分補給のため常備しています。

同社はブドウ糖価値を軸に商品展開を広げており、機能性と嗜好(しこう)性を両立したポートフォリオが構築されつつあります。ロングセラーの再活性化を通じた収益機会の再創出という観点からも、ブランドの横展開と用途拡張の進展に注目しています。

竹中三佳さんのプロフィール

タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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