第1弾「サンリオ パーティランド」は10月29日発売
ハローキティをはじめ450以上のキャラクターを生み出してきた、IP(知的財産)ビジネスの猛者サンリオ(8136・P)。おなじみの顔触れが、ゲームの主役になります。
これまでゲームは他社へのライセンス許諾が中心でしたが、同社は4月に初の自社ゲームブランド「Sanrio Games」を始動。中期経営計画ではゲームの開発・販促費に100億円を投じる方針を示し、2029年3月までに約10タイトルを展開する計画です。濵﨑皓介常務執行役員は、店舗やピューロランドが担ってきたキャラクターとの原体験をデジタルでも提供し、世界のファンとの新たな接点にしたいと説明します。
第1弾は10月29日発売のNintendo Switch/Nintendo Switch 2用「サンリオ パーティランド」(税込6,380円)。145以上のキャラクターが暮らす街を舞台に、45種類以上の協力型ミニゲームを最大4人で楽しめます。60年以上続く企業として「3世代が遊べるもの」を目指し、約100個を試作。「このキャラクターなら、こんなゲームにしたら面白そう」という発想で、キャラクターの個性をゲーム性に落とし込みました。開発会社とサンリオのデザイナーらが協業し、企業理念の「みんななかよく」に沿って、競い合いを極力排した設計です。9月の「東京ゲームショウ2026」では、ビジネスデーでも試遊に約30分の待機列ができたと報じられました。
Sanrio Gamesとして初のスマートフォン向けタイトルとなるダンス&リズムゲーム「Sanrio Kawaii Me Live!」は、27年1月にグローバル配信予定。同社は「Sanrio+」やサンリオショップ、ピューロランドなどとのゲーム連動も視野に入れます。「餅は餅屋」ともいえるゲーム市場で、自社ゲームブランドを立ち上げたサンリオ。キャラクターを知り尽くした同社だからこそ作れるゲーム体験は、デジタルでのIP価値をさらに高められるのか。第1弾の初動と、今後のラインアップに注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
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