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ファンド情報2025年12月30日

【速報版】話題をピックアップ

◎日本のアセット市場支える「資産運用業協会」4月1日付で発足
自主規制団体の投資信託協会と日本投資顧問業協会が2026年4月1日付で合併して発足する。新協会の名称は、一般社団法人 資産運用業協会。初代会長には三井住友トラスト・アセットマネジメント前社長の菱田賀夫氏の就任が内定した。副会長候補者を小池広靖氏、大関洋氏および伊野彰洋氏とすることも決議。なお、会長および副会長は、26年4月1日に開催する理事会で正式に選定される予定。

◎公募投信 純資産総額300兆円時代へ
投資信託協会の最新のデータによると、25年11月現在、公募投資信託の純資産総額は前月比1兆3,189億円増加し297兆3,783億円と7カ月連続で増加し、6カ月連続で過去最高を更新した。為替(対米ドル)が円安に推移するなどにより、運用額は増加(1兆962億円)した。資金動向は、5,772億円の純資金流入と、6カ月連続で流入超となった。このうち、公募株式投信(ETFを除く)の純資産総額は前月比2兆3,834億円増加し171兆8,857億円と7カ月連続で増加し、6カ月連続で過去最高を更新した。資金動向は、1兆3,638億円の純資金流入と、30カ月連続で流入超となった。

◎個人向け非上場資産投信が静かに進行
個人向けでも富裕層だけでなく、公募投信として登場し始めた。野村アセットマネジメントが2月21日に新規設定した「野村マッコーリー・プライベート・インフラ・ファンド」が当初設定額で851億円を集めたが、「野村マッコーリー・プライベート・インフラ・ファンド(野村SMA・EW向け)」を12月12日に設定。さらにニューバーガー・バーマンは、今回初めて自前のファンドとして25年12月19日に設定したのが「ニューバーガー・プライベート・エクイティ・ファンド」、実質的に非上場株式(プライベート・エクイティ)などへの投資を行うことで信託財産の長期的な成長を目指すプライベートファンドである。具体的には、実質的に北米および欧州を主としたグローバルの非上場企業の株式などへの投資を行う。購入単位は100万円以上1万円単位。

※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。

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