10月6日のNYダウは7日ぶりに反落。ナスダックは反発。
フランスのルコルニュ首相は5日に組閣したが、与党内や野党の双方から不満が噴出したことを受けて、14時足らずで総辞職した。
格付け会社から仏格下げを巡る警告が相次ぎ、フランス国債が下落し、米国債の売りにも波及したため、米国金利上昇からNYダウは反落した。
モバイル広告技術のアップラビンは、米証券取引委員会(SEC)が、データ収集手法について調査を進めていると報じられ、大幅安となった。
通信のベライゾンはCEO(最高経営責任者)の交代を発表したが、契約者獲得で苦戦していることが再認識され売られた。
一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、オープンAIとAIインフラ構築に関する契約締結を発表し急騰し、ナスダックの反発に寄与した。
NYダウ工業平均は63ドル(0.14%)安の46,694ドル。ナスダック総合指数は前日比161ポイント(0.71%)高の22,941。S&P500指数は前日比24ポイント(0.36%)高の6,740。
NYダウ構成銘柄はベライゾン、シャーウィン・ウィリアムズ、3Mなどが売られ、セールスフォース、マイクロソフト、ボーイングなどが買われた。上昇は12銘柄、下落は18銘柄。