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概況/米国市場2023年11月2日

11月1日の米国株式市場はFRB議長の会見を受けて金利が低下したため、買われた。AMDが高い

11月1日の米国株式市場はNYダウが3日続伸、ナスダックは4日続伸。
FOMCが2会合連続で利上げを見送った。
パウエルFRB議長は会見で、「経済成長が続き労働市場が再びひっ迫すればさらなる金融引き締めが正当化される可能性がある」と述べたが、金融状況は「複数ある要因の中でも特に長期債利回りの上昇により、ここ数カ月に顕著に引き締まった」と語ったため、市場では年内の追加利上げの可能性が低下したと受け止めた動きも出た。
金利が低下し、株式が上昇した。

ナスダックではAMDが人工知能(AI)用の新チップの売上高が来年20億ドル(約3,000億円)に上るとの見通しを示したことで買われた。

NYダウ工業平均は前日比221ドル(0.67%)高の33,274ドル。ナスダック総合指数は前日比210ポイント(1.64%)高の13,061。S&P500指数は前日比44ポイント(1.05%)高の4,237。

NYダウ採用銘柄はキャタピラー、マイクロソフト、インテルなどが買われ、ウォルグリーンやナイキ、シェブロンなどは売られた。上昇は19銘柄、下落は11銘柄。

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