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概況/米国市場2023年11月11日

11月10日の米国株式市場は反発。マイクロソフトが上場来高値、エヌビディアは8日続伸

11月10日の米国株式市場は反発。
11月のミシガン大学消費者信頼感指数が60.4と、前月の63.8から低下し、市場予想の63.7も下回った。
ただ、1年先のインフレ期待は4.4%で、2カ月連続で上昇したため、序盤は上げ幅を縮めたが、ハイテク株が買われたため、上向きとなった。
マイクロソフトが上場来高値、エヌビディアは8日続伸。
その他、アップルやAMD、アマゾン、メタプラットフォームズも買われ、テスラも反発した。
一方、ディズニーは映画公開の延期を発表したため売られた。「デッドプール」は24年5月から7月に、「キャプテン・アメリカ」は24年7月から25年2月に延期された。

なお、取引終了後に、格付け会社のムーディーズは米国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に下げた。財政の健全性にリスクがあると指摘。格付け自体は最上級の「Aaa」を維持している。

NYダウ工業平均は前日比391ドル(1.15%)高の34,283ドル。ナスダック総合指数は前日比276ポイント(2.05%)高の13,798。S&P500指数は前日比67ポイント(1.56%)高の4,415。

NYダウ採用銘柄はインテル、マイクロソフト、キャタピラーなどが買われ、ディズニーやメルク、ナイキなどは売られた。上昇は26銘柄、下落は4銘柄。

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