11月15日の米国株式市場でNYダウは4日続伸、ナスダックは序盤は続伸したがその後はもみ合い。
10月の卸売物価指数は前年同月比1.3%上昇した。伸び率は9月の2.2%上昇から縮小し、予想の1.9%上昇も下回った。
10月の小売売上高は前月比0.1%減だったが、市場予想(0.3%減)ほどは落ち込まなかった。
10年債利回りは前日の急低下の反動もあり上昇したため、NYダウは堅調ながらも上値は重い状態だった。
ディスカウントストアのターゲットは8~10月期決算がアナリスト予想を上回ったため急伸した。
ディズニーはアクティビスト(物言う株主)の米バリューアクト・キャピタルが保有し、取締役会との対話を開始したと報じられたことで上昇した。
ナスダックではエヌビディアが11日ぶりに反落。テスラは4日続伸。
NYダウ工業平均は前日比163ドル(0.47%)高の34,991ドル。ナスダック総合指数は前日比9ポイント(0.07%)高の14,103。S&P500指数は前日比7ポイント(0.16%)高の4,502。
NYダウ採用銘柄はディズニー、インテル、ウォルグリーンなどが買われ、メルクやセールスフォース、P&Gなどは売られた。上昇は23銘柄、下落は7銘柄。