11月2日の米国株式市場は大幅続伸となりNYダウが4日続伸、ナスダックは5日続伸。
前日の米国FOMCで2会合連続で利上げを見送り、次回12月12～13日のFOMCでも利上げは見送られるという観測から幅広く買いが入った。米10年債利回りも4.6%台まで低下した。利上げ終了を期待してS＆P500指数は1.89%高となり4日続伸。市場のボラティリティを表すVIX指数も15台まで急低下となった。
米主要企業の決算も好調で、市場予想を上回ったスターバックスが9.5％高、クアルコムが5.8％高と高評価された。

引け後に決算発表を行ったアップルは4四半期連続の減収となった。対中国売上げが市場予想を下回り時間外取引では株価が下落となっている。

NYダウ工業平均は前日比564ドル(1.70％)高の33,839ドル。ナスダック総合指数は前日比232ポイント(1.78％)高の13,294。S＆P500指数は前日比79ポイント(1.89％)高の4,317。

NYダウ採用銘柄はウォルグリーンやナイキ、シェブロンなどが買い戻され、キャタピラーも大幅高。値下がりはわずかに下落したトラベラーズのみ。上昇は28銘柄、下落は1銘柄。