TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  11月28日の米国株式市場は小反発。ウォラー理事の講演が好感されたが、7年国債入札不調で伸び悩み
概況/米国市場2023年11月29日

11月28日の米国株式市場は小反発。ウォラー理事の講演が好感されたが、7年国債入札不調で伸び悩み

11月28日の米国株式市場は小反発。
FRBのウォラー理事は講演で「インフレ率が本当に低下方向に向かっていると確信が持てれば、景気回復などとは無関係に、インフレ率が低下したという理由のみで政策金利を引き下げ始めることができる」と述べた。
これを受けて、NYダウは一時185ドル高となったが、7年国債入札が不調だったため金利低下が後退し、NYダウは上げ幅を縮めた。

ナスダックでテスラは「モデルY」の「ロングレンジ」の中国での価格を引き上げたことで買われた。
中国の電子商取引サイト「ピンドゥオドゥオ」を運営するPDDホールディングスは7~9月期決算がアナリスト予想を上回ったため、米国預託証券(ADR)が大幅高となった。

NYダウ工業平均は前日比83ドル(0.24%)高の35,416ドル。ナスダック総合指数は前日比40ポイント(0.29%)高の14,281。S&P500指数は前日比4ポイント(0.10%)高の4,554。

NYダウ採用銘柄は3M、ボーイング、ウォルマートなどが買われ、ディズニーやメルク、トラベラーズなどが売られた。上昇は22銘柄、下落は8銘柄。

関連記事