TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  11月29日の米国株式市場でNYダウは中盤に買われたが、終盤伸び悩み
概況/米国市場2023年11月30日

11月29日の米国株式市場でNYダウは中盤に買われたが、終盤伸び悩み

11月29日の米国株式市場でNYダウは中盤に買われたが、終盤伸び悩み。
7~9月期GDPの改定値が上方修正されたことで続伸して始まったが、リッチモンド連銀のバーキン総裁が「インフレが再燃する場合は、金利に関してさらに行動するという選択肢を持っておきたいと思う」と述べたため伸び悩んだ。
ただ、市場では来年前半の利下げ期待から米国債利回りが低下したため、NYダウは中盤に買われた。
しかし、地区連銀経済報告(ベージュブック)で、消費者が裁量的な支出を控えたため、米経済活動はここ数週間に減速したと指摘したため、終盤は再び伸び悩んだ。

セールスフォースが決算発表を控え先回り買いが入り、取引終了後の決算発表を受けて、時間外取引で買われた。
GMは増配と自社株買いを発表したことで高い。

ナスダックは買い一巡後に伸び悩み、小反落。
メタプラットフォームズやアルファベットが売られた。
クラウドストライクは決算がアナリスト予想を上回ったため大幅高。

NYダウ工業平均は前日比13ドル(0.04%)高の35,430ドル。ナスダック総合指数は前日比23ポイント(0.16%)安の14,258。S&P500指数は前日比4ポイント(0.09%)安の4,550。

NYダウ採用銘柄はセールスフォース、インテル、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ウォルマートやシェブロン、ユナイテッドヘルスなどが売られた。上昇は17銘柄、下落は11銘柄。

関連記事