11月14日のNYダウは続落、ナスダックは4日ぶりに小反発。
カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は、追加利下げは高インフレを定着させるリスクの方が大きいとの見方を示した。
ファイザーは、肥満症治療薬の開発を手がけるメッツェラの買収手続きを完了したことで材料出尽くしとなり下落した。
アメリカン・エキスプレスは利益確定の売りに押された。
オラクルは、オープンAIとソフトバンクグループのAIインフラ投資プロジェクトの「スターゲート」構想に参加しているため、支出が拡大し、運用収益の実現は数年先という見方から、10月中旬から株価が調整していたが、リバウンド狙いの買いが入った。
ただ、オラクルのデフォルト(債務不履行)に備えるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は2021年以来の大幅上昇となったと報じられた。
インフルエンザ予防薬を開発するシダラ・セラピューティクスは、メルクが買収することで合意したため急騰した。
NYダウ工業平均は309ドル(0.65%)安の47,147ドル。ナスダック総合指数は前日比30ポイント(0.13%)高の22,900。S&P500指数は前日比3ポイント(0.05%)高の6,734。
NYダウ構成銘柄はユナイテッドヘルス、ナイキ、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、エヌビディアやマイクロソフト、セースルフォースなどは買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。
