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概況/米国市場2023年12月9日

12月8日の米国株式市場は続伸。雇用統計と消費者信頼感指数が景気悪化の不安とインフレ継続懸念を緩和

12月8日の米国株式市場は続伸。
11月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比19万9千人増と市場予想の18万人増を上回った。平均時給は前年同月比4.0%上昇と市場予想と一致。

12月のミシガン大学消費者信頼感指数は69.4と市場予想の62.0を上回った。
1年先のインフレ期待は11月の4.5%から3.1%に低下した。1年先のインフレ期待の月間での1.4%ポイント低下は過去22年間で最大となる。

これらにより、景気悪化に対する不安を和らげ、インフレ継続懸念も緩和した。

NY証券取引所ではボーイングやシェブロンが買われ、ナスダックではエヌビディアとブロードコムが上昇した。

NYダウ工業平均は前日比130ドル(0.36%)高の36,247ドル。ナスダック総合指数は前日比63ポイント(0.45%)高の14,403。S&P500指数は前日比18ポイント(0.41%)高の4,604。

NYダウ採用銘柄はボーイング、ゴールドマン・サックス、シェブロンなどが買われ、ハネウェルやウォルマート、ベライゾンなどは売られた。上昇は17銘柄、下落は13銘柄。

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