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概況/米国市場2025年12月20日

12月19日の米国株は続伸。エヌビディアやオラクル、コアウィーブが上昇。ナイキは大幅安

12月19日の米国株式市場は続伸。
トランプ大統領は12月9日にエヌビディアのAI半導体「H200」の中国への輸出を認める方針を自身のSNSに投稿した。取引額の「25%を米国に支払う」という条件を付けた。
ロイターが18日に、トランプ政権はエヌビディアの「H200」の中国向け輸出に関する調査を開始したと報じた。販売許可方針を実行に移した。
これを受け、エヌビディアが上昇。

マイクロン・テクノロジーが続伸。

オラクルが上昇。
中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が米国政府による禁止措置を回避するため、オラクルや米投資ファンド「シルバーレイク」、UAE(アラブ首長国連邦)の投資会社「MGX」の企業連合に米国事業の80%強を売却する契約を結んだとロイターが報じた。

AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブが大幅高。エネルギー省の「ジェネシス・ミッション」に参画すると発表した。
エネルギー省の「ジェネシス・ミッション」は、人工知能(AI)を活用して科学研究を加速し、米国のエネルギー・安全保障の能力の強化を目指す国家計画。

一方、スポーツ用品のナイキは関税コストが重荷となり、9~11月期の純利益が32%減となったため大幅安となった。

NYダウ工業平均は183ドル(0.38%)高の48,134ドル。ナスダック総合指数は前日比301ポイント(1.31%)高の23,307。S&P500指数は前日比59ポイント(0.88%)高の6,834。

NYダウ構成銘柄はエヌビディア、ボーイング、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ナイキやホームデポ、ベライゾンなどは売られた。上昇は18銘柄、下落は12銘柄。

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