12月24日の米国株式市場はクリスマスで短縮取引だったが、5日続伸となり、NYダウは約2週間ぶりに最高値を更新し、S&P500も最高値を更新した。
12月の最後の5営業日と年初の2営業日の期間に株価が上昇する傾向があることを指す「サンタクロース・ラリー」が期待された。
スポーツ用品のナイキが上昇。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、ナイキの筆頭社外取締役も務めているが、ナイキのエリオット・ヒルCEOによる経営再建への取り組みを評価し、295万ドル(約4億6000万円)相当を購入したことが明らかになった。クック氏が購入したのはナイキのクラスB株5万株で、保有株は10万5480株になった。
クラスAやクラスBは議決権の違いを示す。
マイクロン・テクノロジーやコストコが高い。
インテルとエヌビディアは小幅安。エヌビディアが最近、インテルの先進的な製造技術「18A」プロセスを利用して自社半導体の生産が可能かどうかを試験したものの、その後の進展を見送ったと報じられた。
NYダウ工業平均は288ドル(0.60%)高の48,731ドル。ナスダック総合指数は前日比51ポイント(0.22%)高の23,613。S&P500指数は前日比22ポイント(0.32%)高の6,932。
NYダウ構成銘柄はナイキやメルク、ディズニーなどが買われ、エヌビディアは小反落。シェブロンもわずかに値下がり。上昇は27銘柄、下落は2銘柄。
