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概況/米国市場2025年12月4日

12月3日の米国株は続伸。ロボティクス分野に関する大統領令を来年検討でアイロボットが急騰

12月3日の米国株式市場は続伸。
ADPリサーチ・インスティテュートが3日発表した11月の全米雇用報告で、民間雇用者数は3万2千人減と市場予想の1万人増に反したため、年内の利下げが期待された。

半導体のマーベル・テクノロジーは光相互接続のソリューションを提供するスタートアップ企業セレスティアルAIを買収する計画で買われた。
光相互接続は、光ファイバーを用いてデータセンターなどを相互に接続し、大容量の高速データ通信を可能にする。

一方、マイクロソフトは複数部門で前期に多くの営業担当者が特定のAI製品の販売目標を達成できなかったため、販売拡大のノルマを引き下げたと報じられ、売られた。

トランプ政権がロボティクス分野に関する大統領令を来年発出することを検討との報道を受け、ロボット掃除機「ルンバ」を製造するアイロボットが急騰した。

NYダウ工業平均は408ドル(0.86%)高の47,882ドル。ナスダック総合指数は前日比40ポイント(0.17%)高の23,454。S&P500指数は前日比20ポイント(0.30%)高の6,849。

NYダウ構成銘柄はユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス、マクドナルドなどが買われ、マイクロソフト、トラベラーズ、ボーイングなどが売られた。上昇は22銘柄、下落は8銘柄。

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