先週掲載された記事の中から、人気記事トップ5をランキング形式でご紹介。
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【第1位】
感応度抜群!「優待」発表の背景は… 低い時価総額×QUOカード=S高連発!?(2025年8月14日)
株主優待「新設」「導入」を発表した銘柄の人気化が相次いでいる。
13日引け後発表の4銘柄では、バーチャレクスHD(6193・G)がザラバ値付かずのままストップ高(19.1%高)比例配分となったほか、いずれも高値まで2ケタ上昇となった。
ちなみに、バーチャレクスの優待内容は、200株(以上)保有株主に年2回、各5,000円分のQUOカードを贈呈するもので、13日終値に対する利回り換算では6.36%にとどまる。他の3銘柄も同様に利回り換算すると、ランサーズが6.58%で、ランドコンピュータ2.46%、マリオン2.19%だ。ただし、この4銘柄は全て決算も同時発表しているため、優待のみの評価というわけではないが(実際、バーチャレクスの決算内容もポジティブ)、優待発表銘柄の株価反応が過剰気味になるのは今に始まったことではない。
直近1カ月で優待新設を発表した企業の直後の値動きは表の通り(引け後発表の企業は翌営業日高値まで、立会中発表の場合は前日終値から当日高値まで)。<続きはコチラ>
【第2位】
日経平均が最高値更新 1年1カ月ぶり 1Q決算良好 関税問題織り込み(2025年8月12日)
3連休明け12日の東京株式市場では日経平均株価が前日比897.69円高の4万2,718.17円と2024年7月11日に付けた最高値4万2,224.02円をおよそ1年1カ月ぶりに更新した。取引時間中の高値は1,179.23円高の4万2,999.71円だった。TOPIXは3日連続の最高値。
ここへきてリスク・オンの動きが加速している要因は関税問題に対する不透明感が一段と後退したことだ。トランプ米大統領は11日、中国に対する関税停止措置を90日間延長し11月10日までとする大統領令に署名したとSNS(交流サイト)を通じ明らかにした。米中の休戦期限が12日に迫っていたが、延長されたことで米国の対中関税は30%、中国の対米関税は10%が維持される。延長されなければそれぞれ145%、125%の関税率が適用される見通しだったが、世界の2大経済大国が協議の継続によって現実的な落としどころを探る流れとなり、安心感が広がった。<続きはコチラ>
【第3位】
止まらない日経平均 背景を探る “日米ダウ”絶対値が急接近中 7/14の5,000差から一転(2025年8月13日)
上にも下にも、一度弾みがつくと止まらなくなるのは相場の持つ一面でもある。13日の日経平均は5月2日以来の6連騰で、この間2,983.97円高となった。昨夏以来の最高値を更新した12日に「あと0.29円」で届かなかった4万3,000円台にもやすやすと到達してきた。
このところ大和、BofAなど日経平均目標を引き上げる動きも目立つが、年初の段階で年央に「標準的には4万5,000円、最大4万8,000円で佳境」としていた大和証券・木野内栄治氏予想が当たってしまいそうな状況でもある。
昼過ぎにはリアルタイムの騰落レシオ(25日移動平均)が一時160を超え、「週末値ベースでたどると2016年以来の高水準」といった景気のいい声も聞かれた。
実態評価として現在の水準はどうなのか。12日時点の「日経平均PER」は5月16日の17.27倍(異常値)を抜いて今年最高となり、当時の最高値を付けた昨年7月11日の17.58倍にも肉薄。<続きはコチラ>
【第4位】
この株王手 コーア商事HD(9273・P) 隠れたお宝銘柄、仕込み時(2025年8月13日)
医薬品原薬輸入販売と、注射剤を主としたジェネリック医薬品の開発・製造を行う医薬品企業グループ。
前2025年6月期は両セグメントが伸長し、売上高232億6,900万円(前々期比5.1%増)、営業利益53億5,500万円(同22.2%増)と過去最高連続更新。昨年10月開始の「長期収載品の選定療養」などジェネリック医薬品使用促進策は追い風。取引の多くが国内向けのため米関税政策の影響は軽微だった。今26年6月期は売上高257億円(前期比10.4%増)、営業利益54億3,000万円(同1.4%増)を見込む。配当は「原則、毎年増配」を基本方針としている。<続きはコチラ>
【第5位】
金融セクターに年初来高値が続出 GDP改善で長期金利上昇(2025年8月15日)
15日の東京株式市場では銀行、生損保など金融セクターの上昇や、ハイテク株高を背景にTOPIX、日経平均株価がそろって13日の高値を更新。
取引開始前に発表された4~6月GDPは実質年率1.0%増と1~3月の0.6%増から伸びが拡大、市場コンセンサス0.3%増も上回る強い内容だった。債券市場では売りが優勢となり、長期金利が上昇。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.01%高の1.565%を付けた。14日に米国で発表された7月PPI(卸売物価指数)が予想を上回り、長期金利が上昇したことも押し上げ要因とされた。
国内景気の底堅さが確認されたことで、日銀の利上げがあらためて意識された。<続きはコチラ>