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その他2025年9月17日

★週間人気記事ランキング【9/8~9/12】記事無料公開中

先週掲載された記事の中から、人気記事トップ5をランキング形式でご紹介。
1週間限定でどなたでもご覧いただけるよう【無料公開】していますので、相場の振り返りなどにぜひご活用下さい。

※無料公開期間 2025/9/23まで

【第1位】

石破退陣 高市氏、小泉氏を有力視 日経平均 一時800円高、TOPIXは最高値更新(2025年9月8日)
石破茂首相は7日夕、緊急会見を開き自民党総裁を辞任すると表明。8日の株式市場では新体制の発足に向け期待が高まったほか、次期総裁候補の政策などを巡り思惑的な売買が先行した。日経平均株価が一時前日比819.85円高の4万3,838.60円まで買われ、終値では625.06円高の4万3,643.81円と8月18日の最高値(4万3,714.31円)に迫った。TOPIXは同日の最高値を更新した。

石破首相は「しかるべき時期」が来れば退陣するとの考えを示していたが、日米の自動車関税にトランプ大統領が署名を行ったことで一区切りがついたとした。次期総裁を選出するための選挙は10月上旬の投開票が行われる見通しで、観測報道では10月4日(土)が有力視されている。自民党の森山裕幹事長は7日の会見で党員の直接参加が望ましいとの考えを示しており、総裁選は一人一票の「国会議員票」と「党員・党友」によるいわゆる「フルスペック方式」となりそうだ。<続きはコチラ

【第2位】

毎度おなじみ? 日経平均入替サプライズ 「シチズン除外」の背景とその余波を探る(2025年9月9日)
やはり「日経平均」は侮れない。連日で8月18日最高値攻防を続ける指数の値動きの話ではない。8日引け後に発表された銘柄入れ替えの話だ。直近10回の入れ替え発表が全て月の2~4営業日目だったのに対し、今回は6営業日目。(曜日並びも同じ)2008年以来の遅さというのもちょっとしたサプライズだが、虚を突かれる形となったのが発表された入れ替え銘柄(1増/1減)だ。

ただし、新規採用となったSHIFT(3697・P)はガチガチの本命格。前週7.7%安(日経500種で下落率6位)と調整していた分、寄り後5.8%高となる場面もあったが、意外性は皆無に等しい(それでも採用候補の一角に挙がっていたシマノやパンパシフィックHDは“残念売り”に軟調)。これに対し、注目を集めたのがシチズン時計(7762・P)の除外だ。<続きはコチラ

【第3位】

投信保有者の71%が利益 トップはパリミキアセットの99% 業者により大差、金融庁が公表(2025年9月11日)
金融庁は10日、投資信託を保有している投資家の71%が利益を出しているとの調査結果を発表した。さらに、金融機関ごとの結果も公表。トップのパリミキアセットマネジメントは99%の顧客が利益を出している一方、最下位の京銀証券は25%にとどまり、金融機関によって大きな差が出ていた。

調査は今年3月末時点で、金融庁に共通KPIを報告した237社をまとめた。トランプ政権の発足で、日経平均株価は年初来で3カ月連続で下落しており、相場が絶好調だった前年同月に比べると利益を出している投資家は20ポイント程度減少したという。金融庁は「金融業者の選択に当たっては他社との取り組み状況を比較することが有益」として、国民が比較検討できるように公表した。<続きはコチラ

【第4位】

AI関連 ブロードコムに存在感 日経平均は最高値 アドテスト、フジクラが大幅高(2025年9月10日)
10日の東京株式市場では利下げ期待を背景とした米国株高に支えられ、日経平均株価が最高値を更新した。

米労働省が9日発表した雇用統計の年次改定で2025年3月までの1年間の非農業部門雇用者数が91万1,000人下方修正された。あらためて雇用の増加ペース鈍化が意識され、金融緩和への期待が継続。年内2~3回の利下げ観測を背景に、NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500の主要3指数がそろって史上最高値を更新した。金融緩和頼みの側面が強く、インフレや雇用関連の指標で相場が大きく揺さぶられる可能性もあり、一定の警戒は必要だが、AI関連をけん引役とする上昇は継続しそうだ。

エヌビディア(NVDA)に続き、AI向け半導体関連としてブロードコム(AVGO)が急速に存在感を強めていることも注目材料。<続きはコチラ

【第5位】

芦森工業TOBに「異変」発生?! “村上ジュニア”が大量保有(2025年8月22日)
5月と8月に動く“村上ジュニア”…。村上世彰氏の長男、村上貴輝氏の大量保有・変更報告書はいつも共同保有者「株式会社MI2」名義で提出されるが、昨年5月の4件の次は8月に3件。そして今年も、5月と8月に1件ずつ行われた。

「1年ぶりの買い付け報告」として、直近8月21日引け後に提出されたのが芦森工業(3526・S)の大量保有報告書(6.85%)だ(MI2の保有は100株のみで、残りは村上氏)。この株と言えば、8日に豊田合成(7282・P)がTOB(株式公開買い付け)を発表。連続ストップ高を経て、TOB価格(4,140円)近傍でおおむね平穏な推移を続けていたが、22日には思惑先行で4,265円まで買われる場面があった。8年ぶりの高値水準だ。<続きはコチラ