先週掲載された記事の中から、人気記事トップ5をランキング形式でご紹介。
1週間限定でどなたでもご覧いただけるよう【無料公開】していますので、相場の振り返りなどにぜひご活用下さい。
※無料公開期間 2025/10/14まで
【第1位】
時価総額戦線“異状”あり 旧財閥系大復活VS時代の寵児退潮目立つ(2025年10月1日)
名実ともに下半期相場入りした1日の日経平均は一時574.98円安。月初の急落スタートはこれで5カ月連続だ。背景に「期初恒例となった金融機関の益出し売り」なども指摘され、これまで上げの主役を務めてきた重工3社や金融株あたりの下げが目立つ。4~9月の直近半年で日経平均26.1%高となる急伸相場を演じてきただけに、不透明感高まる現状での利食い先行はやむを得ないところか。2日で年間立会日数の75%を消化し、そろそろ年末の着地も意識されつつある頃合い。ここであらためて、9月末時点での時価総額ランキングの変動をチェックしてみたい。
前週9月25日にはSBGの時価総額が「4年ぶりの国内2位浮上」として話題を呼んだ。月末時点では三菱UFJに抜き返されて3位。また、(ソニーFGのスピンオフなかりせば)実質的にソニーグループもほぼ同水準にあるわけだが、ともあれ、2023年末の15位、昨年末の10位から大躍進を遂げたことに変わりはない。<続きはコチラ>
【第2位】
AI関連 成長続く 主力+中小型 芝浦メカなどマーク 10月前半は日経平均優位か(2025年10月2日)
2日の東京市場はAI関連がけん引役となり、日経平均株価が5日ぶりに反発。一時575円高まで買われた。ソフトバンクグループ(9984・P)、東京エレクトロン(8035・P)、アドバンテスト(6857・P)、ディスコ(6146・P)などが上昇を主導した。半導体製造装置(SPE)に加え、NAND型フラッシュメモリ大手のキオクシアHD(285A・P)、パッケージ材料のイビデン(4062・P)など、メモリや先端材料なども活況。一方で、“AI関連以外”の銘柄は前日に続きさえない展開となり、TOPIXは続落。
ちなみに、AI関連が主導した9月相場では日経平均の上昇率5.18%に対しTOPIXは2.02%にとどまった。10月は最終週から3月期決算企業の第2四半期(4~9月)決算が本格化するため、後半には好業績期待銘柄などに関心が向くとみられる。極端なAIシフトは修正されそうだが、それでも実態面に対する評価、期待は高い。<続きはコチラ>
【第3位】
10月相場で買われやすい銘柄は!? “増額修正の常連”ソニーグループに出番も(2025年9月26日)
週明け29日から受け渡しベースでの「実質10月相場」入りとなる。
日米ともに季節性“最悪の月”とされてきた9月相場を逆に最高の形で通過。恒例の10~12月高を指向するタイミングを迎えているが、10月相場自体は近年さほど良好というわけでもない。直近20年間の日経平均を月別騰落で追うと、9月と10月が「11勝9敗」、11月が「13勝7敗」で、12月が「14勝6敗」。月を追って好転していくといったイメージか。
なお、10月相場の特徴として、「4月に次ぐ外国人買い特異月」とみる向きもある。確かに直近20年間で17回買い越しているが、配当税制絡みの特殊要因を含むため、9~10月累計で見れば買い越しは10回にとどまり、実態はほぼニュートラル。金額的にも、本当の特異月は11月となるのでもうしばらく待ちたい。<続きはコチラ>
【第4位】
相次ぐ「ディスカウントTOB」 今月の“犠牲者”は三菱ロジ(2025年10月2日)
毎月1件、続々登場“ディスカウントTOB”。完全子会社化など「TOBによる株式非公開化」が発表されたはいいけれど…。肝心の買い付け価格が時価を下回り、一転急落となるケースも相次いでいる。6月4日の豊田自動織機あたりを皮切りに、7月30日フジテック、8月6日テクノプロHD、9月12日デジタルHD、そして直近10月1日には三菱ロジスネクストが14.3%安に売られた。三菱ロジは昨年12月に「三菱重工業が売却に向けた手続きを進めている」と報じられて急伸するなど割高に買われていた面もあったか。<続きはコチラ>
【第5位】
株を買うなら…、「投資の日」!! リーマン後、平均勝率8割強(2025年10月2日)
日経平均は9月で2年ぶりの「6カ月連続高」。ただしこの間、5月を除けばいずれの月も、「月初から500円以上の急落」を経てからの上昇となっている。滑り出しの1日に一時574.98円安となる場面のあった今月も、このパターンを踏襲してプラスに終わることができるのだろうか。
ここで注目されてくるのが、「投資の日」アノマリーだ。投資(とうし)と10.4のダジャレで10月4日に設定された投資の日だが、東証や日本証券業協会挙げてのキャンペーンが奏功してか、あるいは単なる偶然なのか、この日が買いの好機となるケースが非常に目立つ。
典型的だったのは2年前だ。日経平均は「10月4日」当日、4日続落で4カ月半ぶりの安値に売られながら、そこを底に一転、5日間で6.4%高。その後の調整局面でもこの安値を割ることなく、大納会は7月高値まで1%足らずに迫るフィニッシュとなった。<続きはコチラ>