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概況/米国市場2024年5月17日

5月16日のNYダウは一時4万ドル乗せとなったが、連銀総裁の発言を受け小反落

5月16日のNYダウは一時4万51ドル(143ドル高)となったが、地区連銀総裁の発言を受け、小反落となった。
クリーブランド連銀のメスター総裁は「金利をあまりに早く急激に下げれば、これまでのインフレ沈静化の進展が台無しになる恐れがある」と発言し、リッチモンド地区連銀のバーキン総裁もインフレ率が「持続的に2%に達するには(=下がるには)、もう少し時間がかかると思う」と述べた。

イーライリリーやキャタピラーは売られたが、ウォルマートは通期予想を上方修正したことで買われた。

ナスダックではスーパー・マイクロ・コンピュータが反落し、シスコシステムズは業績予想を上方修正したが売られた。
AMDは3日続伸。

NYダウ工業平均は前日比38ドル(0.10%)安の39,869ドル。ナスダック総合指数は前日比44ポイント(0.26%)安の16,698。S&P500指数は前日比11ポイント(0.21%)安の5,297。

NYダウ採用銘柄はシスコシステムズやキャタピラー、ホームデポなどが売られ、ウォルマートや3M、ボーイングなどが買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

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